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愛媛でも食べられる!幻のフルーツ「ポポー」

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ポポーってどんな果物?

ポポーは北米原産のフルーツ。日本名では「アケビカキ」と呼ばれるバンレイシ科の果物です。

アケビに似た楕円形をしていて、色は薄緑色。9月から10月初旬に収穫されます。

その味わいはねっとりとしていて、バナナやマンゴー、プリンのようだとも言われるほどの甘さ。

完熟すると糖度は20度を超えるそうです。

しかし、実がとても柔らかいため収穫するとすぐに黒ずんでしまい、輸送の時にも傷ついてしまうことからほとんど流通していないんです。

ポポーは愛媛の町おこしにも

でも実は愛媛県ではポポーの栽培が盛んに行われています!

中でも大洲市長浜町ではポポーの栽培に力を入れており、ポポーで町おこしをしています。

「愛媛ポポーの里 櫛生(くしゅう)」を旗揚げし、ポポー日本一を目指しているんですよ!

大洲周辺でポポーが栽培されるようになったことには理由があります。

平成に入り様々な柑橘類が海外から輸入されるようになると、国内産みかんの売上が落ち、みかん不況が起こりました。

そんなとき、みかんの代わりに栽培されたのがポポーだったのです。

ポポーの里 櫛生では2005年から本格的にポポーの栽培を始め、現在では400本ほど栽培をしています。

どこで購入できる?

主に大洲市の直売所で購入することができます。

櫛生「姫祭市(きさいいち)」では、収穫時期には生のポポーを購入することができますよ。

初めはぜひ、生のままスプーンですくってポポーの濃厚な味わいを楽しんでください。

ヨーグルトや氷と一緒にスムージーにしたり、冷凍ピューレにしてもおいしいそうですよ☆

姫祭市(きさいいち)
大洲市長浜町櫛生乙235
営業時間:8時30分~17時30分
定休日:年中無休(12月31日午後~1月4日休業)

ポポーの加工品もオススメ

ポポーが生で食べられる時期は短いので、ポポーの里 櫛生では加工食品の製品開発も行っています。

現在は「冷凍ポポー」、「アイスポポー」、「ポポー煎餅」が販売されていますよ。

冷凍ポポーは生のポポーに比べてさっぱりと食べられるので暑い時期にもオススメ☆

ポポーアイスはトルコアイスのように少し粘り気があり、スムージーのような食感です。

ポポー煎餅は少ししっとりとした塗れせんべいのような食感で、甘さ控えめ。

加工食品にすることで、幻の果物も一年中味わうことができるんですね。

まとめ

愛媛で生産されている幻の果物、ポポー。

その甘くて濃厚な味わいを一度味わってみませんか?