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宇和島の復興を願って、地元愛溢れる「真珠大福」

「真珠大福」が生まれたわけ

「真珠大福」を販売しているのは、愛媛県宇和島市津島町にある「あすも」。
社名は地域の人達に愛されるよう、きのうも、きょうも、そしてあすも一歩一歩進みたいという考えからつけられているんだそう。
昔ながらの「食」を大切にしていて、地産地消カフェの運営や、米粉パンの製造、家庭の味を現代そして後世に残す手作り弁当の製造などを行っています。

あすもの真珠大福は豪雨災害からの復興を願って生まれた商品。
平成30年に西日本豪雨で宇和島市が被害を受けた時、あすもでは炊き出しなどを行いました。
そこで地元の方々への影響の凄まじさを感じ、宇和島の特産品である真珠を使って宇和島をもう一度元気に使用と「真珠大福」を発案したんだそうです。

真珠パウダーをまとった「真珠大福」



出典:あすもネットショップ – 真珠大福

真珠大福は、真珠のような大福というだけではなく、実際に真珠を使っているんです。
大福の皮に土居真珠のパールパウダーを使用し、普通の大福とは違った優しい色合いを出しています。
中には、宇和島市の名産の1つであるミカンを丸々1つ入れ、白あんと一緒に包んでいます。

大福をきっかけに、みかん農家を訪れる人や、真珠の生産現場を訪れる観光客の方が増えることを願ってこのような形になったんだそう。
美しい宇和島市を全国の方に知ってもらい、観光客が増えることで宇和島市の皆さんも元気になって欲しいという想いが込められています。

お値段は、6個入りで3,980円。



出典:あすもネットショップ – 真珠大福

大福としては少々贅沢なお値段ですが、「真珠ストラップ」もおまけで付いてくるんです。
「豚に真珠」、「人魚の涙」、「海の音符」の3種類の中から1つ貰えます。どれが入っているかは届いてからのお楽しみ。
デザイナーの方と共同開発しており、真珠をさりげなく使ったデザインが可愛いですよ♪

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宇和島の伝統を守る「元気もん」



出典:あすもネットショップ – 元気もん

真珠大福以外にも、あすもの商品には1つ1つ宇和島への愛がつまっています。
例えば、「元気もん」という大豆をつかったお菓子。

宇和島で昔から食べられていたお茶請けで、地元の大豆農家のおばあちゃん達が製造していましたが、高齢により作り続けることが困難に。
そこで、あすもが元気もんの製造を受け継ぐことになったのです。
おばあちゃん達の思いを引き継ぎ、元気もんの作り方を伝授してもらうために費やした期間はなんと半年!

気になるお味ですが、おやつにもお酒のおつまみにもなる素朴な味わいです。
香ばしく揚げた大豆に天然醸造のお醤油と三温糖を絡ませ、甘辛い味に仕上げています。
賞味期限も6ヶ月と長いので、常備しておくことができますよ。
お値段は120g360円です。

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他にも素材の半分が野菜という「野菜せんべい」や、あすもこだわりの麦みそなどもありますよ。

まとめ

宇和島愛に溢れるあすもの「真珠大福」。
急速冷凍によりみかんの旨みを閉じ込めているので、お取り寄せスイーツとしてだけでなく、お歳暮など贈答用にもぴったりです。
宇和島の復興を願ってぜひ1度食べてみて下さいね♪