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まるでみかん!黄色くない「赤レモン」って知ってる?

愛媛 赤レモン

黄色くない!愛媛県産「赤レモン」って?

ほとんどの人が存在を知らない“赤いレモン”。
その正体は愛媛県八幡浜市で生産されている「真穴赤レモン」です。
八幡浜市の南西にあった農村「真穴村」。明治33年に温州みかんが植樹されて以来、みかんの産地として知られています。
現在でも、この地区にはみかんの栽培に適した「だんだん畑」が残っており、「真穴みかん」や「真穴赤レモン」などの柑橘が生産されているんです。
赤レモンは、「姫レモン」というブランド名で愛媛県岩城島でも生産されています。

見た目はみかんでも、酸味はしっかり!

赤レモンは、何と言ってもその色が特徴!
まるでみかんのようなオレンジ色をしていて、果汁もオレンジ色です。
丸くころんとした形で、大きさは一般的なレモンよりも小粒。ゴルフボール大ぐらいのサイズなんですよ。
お尻側がツンと尖っているのはレモンらしいのですが、その他はみかんそっくりで、初めて見ると混乱してしまいそうなビジュアルですよね。

実はこの赤レモン、「ラングプールライム」という品種の柑橘なんです。
ライムと名が付きますが、マンダリンミカンとレモンが交配されたものなんですよ。
だから、見た目はみかんそっくりで甘そうでも酸味はしっかりあります。

「赤レモン」は何に使える?

酸味が強く、果汁が多いのが特徴の赤レモン。皮は山椒のようにスパイシーな香りがします。
砂じょう(果汁を包んでいる膜)が薄いので搾りやすく、搾りかすが出にくいので、果汁を使いたいときに便利です。

おすすめは、カクテル。
フルーティーな香りと酸味がジンなどに合いますよ。

すっきりとさせたいお料理にアクセントとして使ってもOK。
しゃぶしゃぶなどのポン酢にも使えますし、天ぷらなどの揚げ物とも相性パッチリです。

皮にも独特の風味があるので、乾燥させたものを辣油や醤油などと混ぜてつけダレにしてもGOOD。エス二ック料理によく合います。
マーマレードにしたり、パウンドケーキなどのお菓子作りにも使えますよ。

まとめ

まぼろしの赤レモンをご紹介しました。
まだまだ市場には出回っておらず、手に入りにくいですが、ご飯屋さんやバーなどで扱っていることもあるようです。
見かけた際にはぜひチェックしてみてくださいね♪