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紙の町で、紙の魅力を再発見する「内子天神紙の市」

手すき和紙 内子

紙の魅力を再発見する「内子天神紙の市」

旧五十崎(いかざき)町にある天神産紙工場の倉庫で「内子天神紙の市」が開催されます。

内子町は小田川の水に恵まれ、会場となる五十崎の天神地区は紙漉きが盛んな地域。
天神産紙工場は最盛期には日本一と言われるほどの紙の量と質を誇り、今も動き続けている工場なんですよ。
事前予約をすれば紙漉き体験ができ、敷地内で和紙を使った商品も販売されています。

その天神産紙工場で行われる内子天神紙の市コンセプトは「紙と本からみつける、あたらしい豊かさ」!
ひと時スマホなどのデジタルから離れ、紙や本に触れてその良さを知って欲しいという思いが込められています。

会場では多種多様な「紙もの」や雑貨、グルメが販売されますよ。
この会場でしか出会えない1点を探しに行ってみてください。

【イベント詳細】
内子天神紙の市
開催日時:2019年5月25日(土)~2019年5月26日(日) 10時〜16時
開催場所:天神産紙工場倉庫(愛媛県喜多郡内子町平岡1240-1)

紙と触れ合えるワークショップがたくさん!

内子天神紙の市では、天神産紙の和紙などを使ったさまざまなワークショップが開催されます。
こちらではそのうち2つのワークショップをご紹介します!

オリジナルアイテムがつくれる!シルクスクリーン体験



出典:スリマッカってなんなん?-遊びからはじめるシルクスクリーン

大阪を中心に全国に展開している印刷会社「レトロ印刷JAM」のブースも登場します。

「シルクスクリーン」という印刷技法を用いてオリジナルアイテムを制作できますよ。
シルクスクリーンは、メッシュ状の版に孔(あな)があり、孔からインクが落ちて下の紙などに印刷できるというシンプルながら奥が深い印刷方法です。

ワークショップではレトロ印刷JAMオリジナルのシルクスクリーンキット「SURIMACCA(スリマッカ)」を使用します。
ブロックのようなパーツを組み合わせて自由自在に大小様々なフレームが作れるという画期的なキットなんです!
当日に会場で描いた図案を印刷してオリジナルのグッズを制作できます。

予約優先ですが1回6名まで体験でき、空きがあれば当日でも参加可能。
料金は版のサイズによって異なり、XSサイズ2,000円か2,500円です。

SURIMACCAを体験してみたい方も、シルクスクリーン自体初めてという方もスタッフの方が指導してくれますので気軽に体験できますよ。

【詳細】
SURIMACCARシルクスクリーン体験
開催日:2019年5月25日(土)10:30~12:00、12:30~14:00、14:30~16:00
2019年5月26日(日)10:30~12:00、12:30~14:00、14:30~6:00
所要時間:1時間半
料金:XSサイズ(80×200):2,000円
Sサイズ(200×200):2,500円
印刷できる素材:トートバッグ(A4サイズ)、サコッシュ、キャンバストート、ショルダートート、巾着
※印刷する物によって追加料金が発生することがあります。

ハンコを押して簡単につくれる!世界で一つの小物たち



出典:クリエイターと作る大洲和紙オリジナル紙もの作り | 内子天神紙の市

モノづくりをしてみたいけど、得意じゃないという方や、小さなお子さんでも参加できるワークショップもあります。
帆布生地にリアルで愛嬌のあるイラストを描き、カバンや小物を制作している作家のHARINOKIさん。

イベントの実行委員で、内子天神紙の市のマスコットキャラクター「まねき狐」の生みの親でもあるんです。

HARINOKIさんが作った150種類以上のハンコを選んで自由にペタペタとスタンプ♪
絵が得意でなくても、手先が器用でなくても楽しくオリジナルのアイテムが作れちゃいます。

素材は、布製のバッグなどに加え、大洲和紙のポストカードやレターセットなどから選べますよ。
当日参加できるようですので、イベントでクリエイティビティを刺激されたらぜひ飛び入り参加してみてくださいね。

【イベント詳細】
クリエイターと作る大洲和紙オリジナル紙もの作り
開催日:2019年5月25日(土)~2019年5月26日(日)
料金:500円~ ※素材によって変動します
印刷できる素材:布製バッグ、布製巾着、大洲和紙のポストカード、大洲和紙のレターセット、大洲和紙のブックカバー

まとめ

天神産紙工場倉庫で開催される「内子天神紙の市」。
デジタル化された世の中から少し離れて一日中紙に触れ、リフレッシュしてみませんか?
大洲和紙の優しい色や風合いに癒されましょう♪