「八日市」ってどんなところ？
愛媛県内子町にある八日市地区。
古い町並みが残っており、護国地区と合わせて「八日市護国」とも呼ばれています。
八日市地区は江戸時代に、和紙と木蝋(もくろう＝植物で作るワックスのようなもの)で栄えていました。
その時代から、質の高い町屋が和紙と木蝋の富によって建てられました。
そんな江戸時代から昭和初期までの伝統的な町並みがここ、八日市には残っているんです！ 歴史とロマンを感じちゃいますよね♪
八日市には、切妻屋根の重厚な漆喰壁の町屋がきれいに並んでおり、まるで昔にタイムスリップしたかのように感じることができます。
八日市町並観月会が10月3日、4日に開催
出典:八日市町並観月会 | 内子町公式観光サイト「内子さんぽ」
そんな歴史ある町並みの八日市護国伝統的建造物群保存地区で2017年10月3日(火)、4日(水)に「観月会」が行われます。
【イベント詳細】
観月会
開催日時：2017年10月3日(火)、4日(水) 午後6時～9時
開催場所：八日市護国伝統的建造物群保存地区
お問い合わせ：0893-44-5212（午前9時～午後5時、火曜定休）
駐車場アリ「町並駐車場」が午後5時より無料で利用可能
観月会中は夜になると、町屋の軒先に行燈がともされ、八日市の町並みがさらに美しく幻想的な風景になるんです！
行燈は住民の方の手作りなんだとか。こんな素敵な町並みの中で、中秋の名月が見られたら最高ですよね♪
町屋が開放されて、琴栄会のみなさんによる琴の演奏も、両日午後6時半から行われます。琴の音色を楽しみながらお月見なんて風情がありますね♪
お月見精進料理やお月見団子も楽しめる
10月3日(火)のみ、高昌寺でお月見精進料理が800円で食べられます。9月14日(木)の午前9時より予約受付開始で先着20名までなので、お早めにお申し込みを！
お月見と言えば、「お月見団子」がかかせませんね！清正ひろばで手作りのお月見団子が200円で販売されます。両日とも午後6時より販売されますが、こちらも数に限りがあるのでお早めに！
八日市の伝統にふれながらお月見を♪
八日市は和紙と木蝋で栄えた町ですが、この観月会でも伝統の品々にふれることができます。
町並みの行燈のライトアップに使われているろうそくの一部は“ハゼの実”でしぼった木蝋で作られているんです。
また、手漉き(てすき)和紙作品展が野間口家で行われ、大洲手漉き和紙を使った「四季行燈」や「はし袋」を見ることができますよ。
町屋資料館では箔飾和紙展を見ることができ、伝統の手漉き和紙を楽しむことができます♪
まとめ
内子町八日市護国伝統的建造物群保存地区で行われる「八日市町並観月会」。
お車の場合は町並駐車場が利用できます。午後7時から9時までは交通規制があるのでご注意を。
また、雨の場合は中止になるイベントもあるので、キレイな月を見るためにも、お天気を祈りましょう✨
今年の中秋の名月は八日市で歴史ある美しい町並みにふれ、お月見を楽しみませんか？