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あなたはいくつ読める?愛媛の難読地名

日本各地に見られる読みが難しい地名。

地元の人にとっては簡単でも、冷静に考えると「いや、そうは読めないでしょ~」というものもありますよね。

難しい読み方の地名というと北海道や沖縄に多いイメージですが、愛媛にも意外と難しい読みの地名があるんです。

今回は、愛媛県に住んでいても読めないかもしれない(!?)愛媛の難読地名をご紹介します。

難読地名その1. 松前

愛媛県伊予郡の「松前(まさき)町」。「エミフルMASAKI」があることでお馴染みですよね。

エミフルができてからは、愛媛では多くの人が読めるようになりましたが、以前は北海道の松前(まつまえ)町と混同されることもしばしば。

2013年には公式ロゴマークが読みを組み込んだデザインに変更されるなど、町全体で正しい読みの普及に取り組んでいるようです。

難読地名その2. 五十崎

かつて愛媛県の南予地方に存在した「五十崎(いかざき)町」。2005年に旧内子町・旧小田町と合併し現在は内子町となっています。

由来は定かではありませんが、室町時代頃には「伊賀崎」と書かれていたという記録も残っているようです。

難読地名その3. 弓削

愛媛県東予地方に存在した「弓削(ゆげ)町」。弓削島、佐島、豊島、百貫島の4つの島から成る町でした。

現在は合併して上島町となっていますが、弓削島の名はそのまま残っています。

由来には諸説ありますが、物部氏と深い関係を持つ弓削氏の一族が島平安時代頃、島に移り住んだことが由来とされています。

難読地名その4. 上浮穴

久万高原町がある「上浮穴(かみうけな)郡」。

明治11年に発足しました。

クロモジという樹木を用いた認知症予防の研究を行う上浮穴高校や、上浮穴自動車教習所があります。

難読地名その5. 来住

松山市久米地区に位置する「来住(きし)町」。

松山市立久米中学校や来住公園などがある穏やかな住宅地です。

来住という町名の由来にはさまざまな説があり、戦争から戻った人が再びこの地域に来て住むようになったことから名付けられたとも言われています。

難読地名その6. 三瓶

愛媛県西宇和郡の「三瓶(みかめ)町」。

「さんぺい…?」と呼んでしまいそうですがみかめです。

昔、海辺に打ち上げられた3つの瓶を、その地に住んでいた人々が神からの贈り物だと思ったことに由来しているそう。

マンボウなどの海洋生物と触れ合える「海の駅・潮彩館」があり、リアス式海岸の地形を活かした鯛の養殖も行われるなど見どころの多い町です。

難読地名その7. 朝生田

松山市の「朝生田(あそだ、あそうだ)」。

読みは「あそだ」ですが、「あそうだ」と発音する方もいて地元でも意見が分かれます。

難読地名その8. 五十嵐

今治市の「五十嵐」。

「知ってる知ってる、いがらしでしょ」と思いきや、まさかの「いかなし」なんです。

伊加奈志神社という神社もあり、アイヌ語で「見晴らしのいい場所」を指す「インカラウシュ」が由来とされる説もあります。

難読地名その9. 妻鳥

四国中央市にある「妻鳥(めんどり)町」。

妻=雌でめんどりと読ませます。

四国中央市の川之江城の城主、妻鳥采女(めんどりうねめ)に由来していると言われています。

難読地名その10. 三角

砥部町の「三角(みょうか)」。

え~~「さんかく」じゃん…。100歩譲っても「みすみ」か「みかど」じゃん…と思いますが「みょうか」なんです。

難読地名その11. 余戸

松山に移住した人が初めに困惑する率が高い(と思われる)「余戸(ようご)」。

律令時代の土地の区分が関係しており、同じ地名が全国に存在します。

かつては「あまりべ」とも呼ばれていて、現在も「あまりべ/あまるべ」と発音する方もいます。

まとめ

愛媛県の難読地名あなたはいくつ読めましたか?

由来なども見ていくとその土地の歴史が分かって面白いですよね。

家族や友人に「この地名読める?」とクイズをだしてみても楽しいかもしれませんよ。