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紅まどんな×甘平!? 愛媛の新柑橘「紅プリンセス」はどんな味?

紅プリンセス

愛媛のみかんに新品種登場

愛媛の新柑橘といえば、ゼリーのような果肉の「紅まどんな」が広く知られていますよね。
その紅まどんなと、こちらも新柑橘で、平たく大きい実が特徴の「甘平」を掛け合わせた新品種が開発されています。

その名も「愛媛48号」! これは研究段階の名前で、商品化されればブランド名がつくようです。
(紅まどんなも実は「愛媛果試第 28号」という名前があるんですよ。)
愛媛48号は、NHKの番組「あさイチ」でも取り上げられていました。
紅まどんなに次ぐ、愛媛の新柑橘🍊として全国から注目されているんです♪

愛媛 48号は、2020年の販売を目指して現在も開発が進められています。
紅まどんなと甘平の掛け合わせなんて絶対美味しいに違いありませんよね。

新柑橘「愛媛48号」はどんな味?

というわけで今回は、愛媛県農林水産研究所から公開されている品種概要を元に愛媛48号がどんな柑橘になるのか、親である「紅まどんな」、「甘平」と比較して予想をしてみたいと思います。
それぞれの特徴を下記の表にまとめてみました。

比較項目 紅まどんな
(愛媛果試第28号)
甘平 愛媛48号
糖度(甘さ) 12~13度 13度以上 14度以上
クエン酸(すっぱさ) 1%程度 1.1%程度 1%程度
大きさ 300gを超えることも 220g程度 250g程度
扁球型 扁平型 短卵型
ひび割れ 時期が遅くなると起こる ほぼ起こらない
11月下旬から12月下旬 2月 3月下旬~4月

まず気になる味わいですが、糖度が紅まどんなと甘平を超える14度以上、クエン酸は両者と同程度の1%となっていて、かなり甘いようです。
大きさは紅まどんなには劣るものの大きめ。色も赤みのある橙色で、お歳暮などの贈答用にも十分なビジュアルとなっていそうですね。

また、紅まどんなは、収穫時期が遅れると「クラッキング」といって皮にひび割れが起こり、商品にならないことがあります。
愛媛48号はこのクラッキングが起こりにくいため、商品にできる数が多くなりそう。もしかすると、紅まどんなよりお安く購入できるようになるかもしれません。

さらに注目すべきポイントは旬の時期!
従来種の旬を過ぎた3月下旬~4月に出荷されるので、愛媛で美味しい柑橘を食べられる時期が長くなりそうです✨

名前が「紅プリンセス」に決定!

2020年4月12日に愛媛48号の商標登録名称が公表されました。
その名も「紅プリンセス」✨
プリンセスのように、たくさんの人に愛されるようにと、この名がつけられたそう。
これから、紅まどんなとともに愛媛のブランド柑橘として親しまれるようになりそうですね♪
紅プリンセスに関する情報は、愛媛県のホームページで随時更新予定だそう。
今後も要チェックですね。

まとめ

愛媛の新柑橘「愛媛48号(紅プリンセス)」🍊
今人気の「紅まどんな」や「甘平」を上回る美味しさになっていそうですよね。
食卓で食べられる日を楽しみに待ちましょう。

参考:愛媛県農林水産研究所だより