松山は通勤にストレスがかからない街
大阪であれば朝の御堂筋線は混雑し、東京であればメトロでの混み具合に、朝の通勤が憂鬱という方も多いでしょう。
愛媛県松山市は、“通勤がストレスフリー”ということがウリです。電車通勤の方は「伊予鉄道」での通勤になりますが、ピークの時間帯でもそれほどの混み具合ではないのが特徴です。
というのは、松山市は通勤手段として、自動車やバイク、自転車で通勤する方が多いからなんです。
松山市内から松山市の通勤であれば、近ければバイクで5分から10分ということも珍しくなく、住んでいる場所によっては自転車で5分という距離での通勤もめずらしくありません。
朝の通勤ラッシュは、会社員の方にとってはストレスになる原因の一つですよね。そんな「通勤ストレス」を抱えなくてよいのが、愛媛県松山市の“いいところ”の一つですよ。
長い残業続きの企業があまりない
愛媛県民はライフワークを重んじる方も多く、東京の広告代理店が日付が変わるまで働いているような状況とは対照的に、残業があまりないという地場産業の企業も多いことで有名です。
残業があったとしても、多くのビルの照明は20時にはあまりついていないことが多いんです。
9時から18時勤務で残業があまりないという企業が多いようですが、中には8時30分~17時過ぎまでの勤務という企業も多いので、「夜遅くまで働く」という生活習慣があまりないのが愛媛県松山市の働き方の一つ。
家族との時間を大事にする県民性が出ており、一日の大半を会社で過ごすというよりは、自宅での家族の時間を大切にするという考え方を持った人も多いんです。
主婦の満足度も高いのは家族仲がいいから？
共働きの夫婦も多いとはいえ、残業が少なければお互い家で顔も合わせやすいですよね。
夫婦で長い時間コミュニケーションが取れる環境からか、「主婦が暮らしやすい街」として話題に上がったこともあるんです。
ライフワークを大事にすることで、仕事だけじゃない人生も味わえるのが、愛媛県で働く一つの醍醐味ともいえます。
余談ですが、愛媛県松山市の主婦同士は仲が良い人同士が多いので有名なんです。昨今、ママ友同士のトラブルが相次いでいる時代だからこそ、主婦にとっても住みよい街ともいえますよね。
Uターン組も多い愛媛での就労者
大学を卒業して県外で働いていたものの、都会でのライフワークが合わずにUターンで働くという方が多いですよね。
2016年の夏には、愛媛県若年者就職支援センターが、県内企業の社会人と、県外からUターン・Iターンの希望者との懇親会も開催されました。
どこで働いても“自分らしさ”を出すことは大事ですが、環境によっては“自分らしさ”が出ない場合もありますよね。
大阪や東京に出たのはいいものの、「人混みが苦手」、「通勤電車の苦痛に耐えられない」、「時間の流れが早すぎて、もっとのんびりした毎日をおくりたい」という方も多いんです。
「愛媛に帰って働くことが夢」といったUターン・Iターン希望者も多く、愛媛で働きたいという方も今後、さらに増えてくるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょう？
愛媛で働くという選択肢を取るために、Uターン組・Iターン組も増えていそうです。
通勤にストレスがかからず、残業もあまりなく、そして、家族仲もいい傾向である愛媛県で働くというのも、長い人生ですから一つの選択肢として“アリ”ではないでしょうか。