DO?GO!愛媛

懐かしい!少女漫画「はいからさんが通る」実は愛媛県と深い関係が?

女性 はかま

「はいからさんが通る」ってどんなお話?

はいからさんの舞台は大正時代。
「はいからさん」こと主人公の花村紅緒(CV:早見沙織)は17歳の女学生で当時ではめずらしいじゃじゃ馬娘でした。
結婚相手は自分で選ぶと決めていたのに、実は祖父母の時代から決められていたいいなずけがいることがわかりました。
そのいいなずけこそが偶然出会ったイケメンの少佐である伊集院忍(CV:宮野真守)だったのです!
いいなずけだとわかったはいからさんは、結婚に猛反対するけれど、伊集院忍に少しずつ惹かれていく……といった大正ロマンラブストーリーなんですよ💕

テレビアニメでは番組が途中で打ち切りになり、物語の結末がわからないという悲劇がありました。
そのことから「劇場版アニメはいからさんが通る」では、原作を重視!
今まで見ることができなかったラブストーリーの完結を知ることができるようになっているんですよ✨

伊集院忍の家は萬翠荘!?



出典:萬翠荘について|萬翠荘(ばんすいそう)公式ホームページ

原作では大正時代の様子が鮮明に描かれており、「劇場版アニメはいからさんが通る」でも時代背景の描き方にこだわっているのだとか。

なんと、はいからさんのいいなずけである伊集院忍の家は、松山市にある、あの「萬翠荘」がモデルになっているんです!
このアニメをつくるにあたり、実際に萬翠荘には古橋監督を始め、キャラクターデザイン、美術監督、撮影監督などがロケに来て現地取材に来ています。
そのため、アニメでは細部にまで気を配って描かれているそうですよ。

萬翠荘ってどんなところ?

「はいからさんが通る」の舞台ともなった「萬翠荘」。
大正11年に建てられた、フランス風の洋館です。松山藩の子孫の伯爵が別邸として建てたんだとか。
純フランス風の建物は大正ロマンを象徴し、当時の高貴な人々の集まりの場であったそうです。昔から皇族の方が愛媛に来られると必ず立ち寄られるそうですよ。

萬翠荘は戦争からの難を逃れ、大正時代の建築をそのまま残す貴重な建築物で、愛媛県指定有形文化財となっています。
また、萬翠荘本館と管理人舎は平成23年に国重要文化財となっているんです!

この美しい洋館が伊集院忍の家とは、まさに原作のイメージにピッタリ!!ですね。

【アクセス情報】
萬翠荘
愛媛県松山市一番町3丁目3−7
開館時間:9:00~18:00。(月曜休館)
観覧料:大人300円、小人100円

まとめ

愛媛にもゆかりがある「はいからさんが通る」。

「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」は2018年公開予定です。
後編では、2017年公開『打ち上げ花火、下から見るか横から見るか』の制作にも携わった城所聖明(きどころ・せいめい) 監督も参加される予定だそうですよ。

原作からずっとはいからさんファンのあなたも、劇場版アニメからというあなたも、ストーリーをもっと楽しむために、愛媛県の萬翠荘を訪れてみませんか?