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リアル書店がなくなる今、明屋書店は人気継続中!その理由は?

明屋書店 アエル松山

今はネットでいくらでも本が購入できる時代なので、「リアル書店」、いわゆる立地型の本屋さんが減ってきていることが話題になっています。

確かに手間暇かけず、読みたい本がすぐに手に入るネット購入は便利でお手軽。

そんな「リアル書店」がなくなる今、愛媛県の書店「明屋書店」は変わらぬ人気を継続しているように思えますが、その理由はどこにあるのでしょう?

店員の本に対する思いが伝わってくる


出典:http://www1.e-hon.ne.jp

ユーザーが本屋に求めることってなんだと思いますか?

「品揃え」という意見は多いでしょうが、それであればネット販売に負けてしまうのは致し方ないところ。

プラスアルファで何かを求めたときに、“本に対する愛着”というのは、読書ファンにとっては必要なことではないでしょうか。

明屋書店では、一つ一つの書籍の紹介に「手作りPOP」を作成している店舗が多く、ただ単純に世間で売れている本のみを紹介しているわけではないんです。

たとえば、明屋書店にいらっしゃる店員さんが「面白い!」と思った本を積極的に紹介しているのも、読書好きにはうれしいポイント。

ネット購入では「レビュー」という便利な機能がありますが、特に「小説」に対する読了感の捉え方は人それぞれでは? 「人気がある、売れている」ばかりに目が行き、“本当に自分が面白いと思える本”に出会えていない可能性もありますよ。

愛媛県で昔から定着している書店といえば、明屋書店。店員の気持ちや心遣いが、読書ファンを惹き付ける部分があるのも人気の理由の一つです。

定期的に子ども向けのイベントをしている店舗もある


出典:http://www.haruya.co.jp

明屋書店では、毎月第四土曜日の15時から、幼児から小学生を対象とした「絵本の読み聞かせ会」を実施中。

子どもが大人になったときに“いかに「語彙力」を身につけるか”は、幼少期の読書量に依存することもあるんです。

“いかに本に興味を持ってもらえるか”といった機会を作ってくれる明屋書店は、まさに地域密着型書店。

子どもの感性を磨いてくれ、しかもイベント後にはプレゼントまでいただけることも。まさに“至れり尽くせり”なんです。

※一部店舗では開催していないようです

落ち着いた雰囲気で本を選びやすい

明屋書店は、店舗内装に“落ち着いた雰囲気”が感じられるのも、読書ファンにはうれしいところ。

特に、アエル松山内にある「SerenDip明屋書店」は、木目調のインテリアが、愛読書選びをリラックスしてできるのがポイント。まるで、家の中の書庫で本を選んでいるような錯覚にも陥ります。


出典:http://www.haruya.co.jp

生活の中に「読書」が無くてはならないという方もいるでしょう。そんな「読書ファン」への思いが伝わる店舗なので、一度、雰囲気を味わってみてもいいかもしれませんね。

まとめ

「忙しいから本の購入はネットでしかしない」

そんな方も増える現代ですが、リアル書店で“思わぬ出会い”があることも。ネット上だけでは満足できない空間を提供してくれるリアル書店に通ってみる習慣を戻してみませんか?

愛媛県なら特に明屋書店がおすすめ。生活をより豊かにしてくれる「本」を、これからも地域密着型として提供してほしいですよね。

(文: DO?GO!愛媛編集部)

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http://www.itv6.jp