寒くなってくる季節ですが、体調を崩される方が多いのもこの季節。
油断していたら、急に喉がイガイガ、鼻水が垂れるなど体調を崩しやすい時期ですよね。
でも実は愛媛県、病気をする人が少ない傾向がありそうなんです。TVの放送でも「愛媛県民は病気になりにくい」と放送されることが多いんですが、その秘密は「ライフスタイル」にあるんです。
2013年100歳以上高齢者第一位！
実は愛媛県、2013年の統計では「100歳以上の高齢者」が全国で第一位なんです。
100歳以上男性高齢者が最も多いのは愛媛県で人口10万人あたり19.82人。以下、島根県、香川県、鹿児島県、山口県と続いている。一方、最も少ないのは青森県で5.52人。
愛媛県民は高齢の方も元気はつらつ！
考えられる理由としては、温泉や新鮮な野菜、そして捕りたての瀬戸内海の鮮魚が身近にあるためだと考えられますよね。
何より、愛媛県といえば「みかん」！ みかんはビタミンA・Cも豊富で、シネフィリンやヘスペリジンなどの栄養素は“風邪をひきにくくする”んです。
健康や美容のために、ビタミンA・C・E（いわゆるビタミンエース）のサプリメントを飲んでいる方も多いでしょうが、愛媛県は新鮮な鮮魚や採りたて野菜、みかんのおかげで「健康な人」が多いことがわかりますよね。
自転車天国！コンパクトにまとまった街並みが理由か
愛媛県、とりわけ松山市はコンパクトにまとまった街並みなので、自転車の通勤・通学がしやすいのが特長。
満員電車に揺られずに済むので、関東や関西で通勤電車に揺られる方からは「うらやましい！」の声も多いんです。満員電車に揺られる毎日は、ストレスがたまりますよね。
自転車での移動が多いので、通勤や通学で自然に「有酸素運動」ができるライフスタイルが健康の秘訣かもしれませんよ。
やはり就業時間の短さが鍵？
過去記事『Uターン組も！愛媛で働きたい人急増中か』でもご紹介したように、愛媛県は就業時間が短めなことも有名です。
夜遅くまで電気が点いているビルの方が少ないと言っても過言ではありません。
日ごろから、「ライフスタイル」を大事にしている愛媛県民ならではといえそうですね。
ただし肺がん死亡率は第二位に…
健康的な面ばかり目立ちそうな愛媛県民ですが、実は「肺がん死亡率」は2012年は全国第二位に。
最も肝がん死亡者が多いのは佐賀県で、人口10万人あたり10.63人。2位以下は愛媛県、福岡県、広島県、鳥取県と西日本が続いている。一方、最も少ないのは長野県で4.67人。新潟県、山形県、秋田県、宮城県など東日本で死亡者が少ない。
四国がんセンターもある愛媛県ですが、肺がん死亡率2位なのには驚きです。理由はさまざまとあるようですが、“健康だから”と侮っていては危険かもしれませんね。
まとめ
高齢者の長寿も目立ち、ライフスタイルの影響で健康的な人が多い愛媛県。
突然襲ってくる疾患にさえ気をつければ、全国一の健康都道府県になれる可能性も高そうですよね。
“おいしい食”と、“ほどよい運動”、都会の方も心がけてみてはいかがですか？