7月より「いよてつ定期運賃」が改定
多くの人が通勤や通学で利用している伊予鉄道株式会社が2018年7月1日より通勤定期運賃を改定すると発表しました。
改定の理由は、今までになかった1年定期を導入することにより、定期券の発売する時期に込み合うことを分散させるためだとか。
そして定期券の利用期間を長くすることで、定期券更新のお客さんの負担を少なくするためだそうです。
1年定期は改定された1ヶ月定期運賃を12倍して、それを12％引きにして10円未満を切り上げた金額。
郊外電車と市内電車共に改定されます。
定期運賃の実質値上げ!?
定期改定のニュースと聞いて、一番気になるところはお値段ですよね。
1年定期もできて今までより安くなるのか、高くなるのか……
答えは残念ながら高くなります！
以前からある1ヶ月定期、3ヶ月定期、6ヶ月定期はそれぞれ少しずつお値段が上がり、仮に1年定期を購入したとしても、今までの6ヶ月定期の2倍よりも高いお値段になってしまうんです。
しかし、やはり一番お得なのは1年定期！ 予め通勤や通学で長期間使用することがわかっているならば、1年定期がお得です♪
JR松山駅前から大街道までの定期代は？
多くの人が利用する伊予鉄の市内電車。どこまで乗っても運賃は変わらないので、定期代も一律になります。
例えばJR松山駅前から大街道。今までなら定期代は1ヶ月6,240円、3ヶ月17,790円、6ヶ月33,720円でしたが改定後は1ヶ月6,880円、3ヶ月19,610円、6ヶ月37,160円になり1年定期は72,660円です。
値上げ料金は1ヶ月定期で640円、3ヶ月定期(1ヶ月分に換算)で約607円、6ヶ月定期(1ヶ月分に換算)で約573円です。
一番お得な1年定期(72,660円)を購入したとしても、今までの6ヶ月定期2回分(33,720×2＝67,440円)と比較するとやはり高くなってしまいますね。
今後自転車通勤の人が増える!?
愛媛県は自転車通勤者率が高く、大阪、京都に次いで全国第3位！ もともと自転車通勤者がとても多い県なんです。
特に市内電車が走る松山市内の市街地は自転車でも走行できる距離なので、定期が値上がりしたことにより、自転車通勤に変更する人が増える可能性もあります。
まとめ
多くの人が利用している「いよてつ定期券」。
今回の料金改定で、1年定期を思い切って購入するか、この際自転車通勤に切り替えるか……あなたはどうしますか？