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内子の「ジャバラ」で花粉シーズンに備えよう

内子でジャバラを栽培するようになったきっかけ

「ジャバラ」は、もともと和歌山県の北山村という場所でしか栽培されていなかった柑橘類で、「幻の果実」と呼ばれています。
北山村ではお正月に鮎や秋刀魚のお寿司を食べるのですが、お酢の代わりにジャバラを使用するほど、この地域では重要な作物なんです。

内子町は平成19年の春から北山村から苗木を取り寄せ栽培を開始しました。
その当時、内子町の主な作物といえばタバコでしたが、これからの時代に内子町が栽培する作物として「健康」に注目して新しい作物を探した結果ジャバラにいたったんだそう。
内子町は元々ゆずの産地でもあり、ジャバラはゆずの仲間なので、栽培の環境がジャバラに適していたことも、たくさん栽培できるようになったきっかけでした。

ジャバラのナリルチンに注目!

では、なぜジャバラが花粉対策に良いと言われるのでしょうか。
ジャバラには抗アレルギー成分と言われている「ナリルチン」が豊富です。
ナリルチンはIgE抗体というアレルギーやアトピーの症状を出す抗体を抑えたり、痒みの症状を出すヒスタミンの放出を抑える働きをしてくれます。
そしてジャバラは、果汁に比べて果皮には6~10倍のナリルチンが含まれています。
1つの成分が特化している柑橘類というのは珍しく研究段階なので、これからもっといろんな効果が分かってくるはずです。

ジャバラを使った商品

内子町にある道の駅「フレッシュパークからり」では、平成22年からジャバラ商品の開発に力をいれているんです。
加工の時は手搾りにこだわったり、地元の大学や行政と協力して内子発のジャバラ商品を模索しています。
こちらでは、からりで購入できる商品をいくつか紹介しますよ。

「じゃから飴・ピールセット」



出典:じゃから飴・ピールセット – からりショッピング

低農薬で栽培したじゃばらを使用したキャンディーとピールがセットになった「じゃから飴・ピールセット」(2,540円)。
ジャバラ+からりで「じゃから」と呼んでいます。飴が3袋、ピールが5袋のセットです。
ピールはナリルチンの多い皮を甘く煮詰めているので食べやすく、高い効果も期待できます。
いつでもジャバラを摂ることがきるので、持ち運びによい商品です。

「じゃからマーマレード」



出典:じゃばらを使ったジャム、からりの「じゃからマーマレード」 – からりショッピング

ジャバラとグラニュー糖だけを使用したシンプルなジャム「じゃからマーマレード」(480円)。
パンに塗ってよし、ヨーグルトと一緒に食べてもよし!
普段の食事にジャバラを取り入れやすい商品です。
ジャバラを丸ごと使ったジャムなので栄養を丸ごと食べることができます。

「ROBLAND」



出典:ROBLANG公式Onlineshop|トライアルセット

こちらは食品ではありませんが、内子町にあるホテルアメニティを製造していた昭和刷子株式会社が、ジャバラを使った生活用品を販売しています。
「ROBLAND」というブランドで、歯磨き粉、石鹸、入浴剤などのラインナップがあり、パッケージもお洒落!
筆者も石鹸を使ったことがあるのですが、泡立てる時はもちろん石鹸を置いている洗面所もジャバラの香りで充満するほど良い匂いがしました。
また、からりに行った時は購入する予定です♪

まとめ

からりの商品も、ROBLANDの商品もインターネットで購入できます。
症状が酷い方は本格的な花粉シーズンになる前にジャバラを食べて、花粉症に打ち勝ちましょう!
個人差もあるのですぐに効果はでないかもしれませんが、暖かくなる前に対策をすれば今年の春は苦労することなく乗り切れるかもしれませんよ😊