砥部焼きとは
砥部焼きと言えば一般的には青白い陶磁器に青に近い藍色で「太陽文」「唐草文」「なずな文」が描かれたものが多く見られます。
また、比較的安価で丈夫なので、普段使いに適しています。
歴史的工芸品でありながら、古くからの伝統にこだわらないのが砥部焼きの魅力のひとつ。昨今では、女性作家や若手作家も増えており、モダンで新鮮な作品が誕生しています。
ドラマ「リバース」と関係が…!?「ヨシュア工房」について
出典:砥部焼窯元ヨシュア工房＆ギャラリー・ショップ-Facebook
ヨシュア工房もチャレンジ精神旺盛な窯元のひとつ。その名は、陶芸の世界において新しい領域を獲得していきたいという思いから、旧約聖書のヨシュア記よりつけられました。
竹内辰人さんが父親から受け継いだその窯で生み出した「ヨシュアブルー」は、愛媛県人の心を大きく揺さぶりました。
モダン作品の砥部焼きは、藍色にこだわらずかわいらしいパステルカラーで模様がつけられたものもあるのですが、ヨシュア工房の「ヨシュアブルー」はその美しさにはひときわ心を惹かれます。
深海を思わせる美しく深い青は、近隣から採取したある石を粉末にして作ったオリジナルブレンドのゴスを使い、エアブラシでグラデーションをつけながら彩色を行う技法から生まれた青。
ドラマ「リバース」に登場していたんです！
今日22:00からのTBSドラマ『リバース』第6話に愛媛のシーンが放送されるけん❣️このお写真の下灘駅でもロケがあったけん✨
それからドラマで藤原竜也さん演じる深瀬が使用しとるマグカップは実は愛媛自慢の砥部焼やけん💖なんかうれしいけん✨ pic.twitter.com/TA3dnuurtp— みきゃんのかんづめ (@micanehime) 2017年5月19日
藤原さん演じる主人公深瀬が使用しているマグカップこそ、まさにこのヨシュアブルーの砥部焼きマグカップなのです。
そのことが、愛媛のゆるキャラ「みきゃん」の公式ツイッターでも紹介されていたんですよ。
ちなみにこの劇中使用オリジナルマグカップは、番組の公式サイトでも購入できるようですよ♪
こちらは、コーヒーの色を際立たせるために内側のブルーを少なくした特別仕様だそうです！
生活雑貨やアクセサリーも
出典:砥部焼窯元ヨシュア工房＆ギャラリー・ショップ-Facebook
ヨシュアブルーな作品は、食器だけにとどまりません。
ペンダントランプや洗面鉢、時計などのインテリアや、ピアスなどのアクセサリーなど幅広く作られています。
美しいヨシュアブルーに囲まれたお部屋でくつろぎたいものですね。
どこで買えるの？
ヨシュア工房の作品は、ネットショッピングで購入可能です。
その他砥部の陶芸館やロープウェイ通りの「伊織」、その他道後のホテルなどでも取り扱いがありますよ。
また、砥部焼まつりなどのイベントにも出品されていることがあります。
まとめ
現代の砥部焼きは、本当にかわいらしいものや美しいものがたくさん制作されています。
古い伝統を守るのみならず、新しい感性をどんどん取り入れて進化し続ける砥部焼き。
美しい深海の青ヨシュアブルーを生んだヨシュア工房は、見学も受け付けているそう。
ドラマ「リバース」を見て気になった方はぜひ実物を見に、愛媛を訪れてはいかがでしょう？