「カール」東日本での販売終了、その原因は？
“国民的人気のスナック菓子”と思われた「カール」ですが、東日本売上はあまり思わしくなかったようです。
少し前に話題となった「若者のガム離れ」。
ガムを購入する人の多くは「暇つぶし」目的でガムを購入していましたが、スマートフォンの登場により、その必要性が薄れてしまったんです。
そんな「ガム離れ」同様、今若者の間で「スナック菓子離れ」や素手で食べるものを嫌う「素手離れ」も広がっているんだそう。
「安価なスナック菓子よりも、高い値段を出してもSNS映えするスイーツの方がいい！」
「スマホの画面を汚したくないから、手が汚れるスナック菓子はちょっと……」
という若者が増えたことが、カールの売り上げが伸び悩んだ原因かもしれません。
あの「カール」は松山で作られていた!?
カールを生産している工場は、全国に数箇所ありましたが、今後は西日本の1つの工場のみでの生産になるそう。
日本で唯一カールの生産を続ける工場、それが愛媛県松山市にある「四国明治松山工場」なんです！
カールの生産規模が縮小してしまうのは悲しいことですが、今後生産し続けるのが松山市の工場なんて何だか誇らしい気持ちになりますね。
これを知って「カールの歴史が途絶えてしまわぬよう、協力しなくては！」と強く思った愛媛県民も多いはずです。
売り切れ続出の「カール」、販売がつづく愛媛では？
関東では売り切れ続出、さらに某フリマアプリやオークションサイトでは10万といった値が付いていますが、愛媛ではそれほどの混乱は生じていないようです。
店舗によっては売り切れになっていますが、まだまだ在庫があるところも。
人気は「チーズ味」のようで、「うすあじ」は結構残っているところが多いようです。
カール「うすあじ」は、昆布とカツオのダシが効いた優しい味わい。
当初はチーズ味の売れ行きが伸びなかった関西向け商品として作られたものですが、愛媛ではチーズの方が人気なんですね。
もしかすると、転売目的で「チーズ味」を買占めていう人がいるのかもしれません……。
まとめ
全日本人に衝撃をもたらした“カールショック”ですが、その影でカールと同じくmeijiのスナック菓子、「PICK UP」も8月で生産を終了することが決まっていました。
こちらはカールほど売り切れていないようですが、昔から慣れ親しんだ味がもう食べられなくなるのは悲しすぎますよね。
愛媛のみなさんは、なんとしてでもカールを守っていきましょう😣