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鬼北町で開催される鬼嫁コンテストとは

怒る女性

鬼嫁コンテスト

「鬼嫁コンテスト」の競技内容は、どれもとってもユニークなんです!

目隠しを付けた妻が鬼北町の特産「きじ鍋」を夫の口に、食べきるまでのスピードを争う競技。

妻の「ちょっとあんた」という呼びかけだけで、妻のほしいものを夫が当てる難易度が高い競技もあります。

2016年に行われたコンテスト第1回目では、柔道有段者の女性が初代「鬼嫁」の座に輝きました。

来る2月5日には第2回目の鬼嫁コンテストが開催されます。鬼北町に限らず、全国から「鬼嫁」を募集中しているんです。

「私こそは!」と思う女性は、ぜひ鬼北町の「鬼嫁コンテスト」に応募して、旦那様と一緒に栄冠を勝ち取ってくださいね♡

愛媛女子には鬼嫁が多い…!?


鬼北町では、町名にちなんで「鬼嫁コンテスト」が行われていますが、愛媛県には本当に鬼嫁と呼ばれるような女性が多いのでしょうか……!?

一般的に「鬼嫁」というのは、夫に対して厳しい性格の女性や、愛が重く嫉妬深い女性のことを指します。

しかし、愛媛県の女性の気質としては、明るくのんびりとしていて、おおらかなタイプの方が多いようです。

その他、金銭管理がしっかりできるという傾向もありますので、優しいけれど、家庭をきちんと守ることができる女性が多いのかもしれません。

どうやら、愛媛県の女性は、一般的に言われている「鬼嫁」とは少し違っているようですね。

鬼北町の「鬼嫁コンテスト」でも、単に怖い・厳しいというだけでは無く、「深い愛情で夫を支える強い女性=鬼嫁」としているようです。

鬼北町の鬼のモニュメント


出典:鬼北町公式facebook

鬼北町の道の駅「森の三角ぼうし」には、全長5mを超える鬼のモニュメントがあります。

名前は「鬼王丸」、額に2本の角を生やした強面の赤鬼です! 大きな金棒を持ち、肩に雉を乗せています。

名前は、町の伝説に登場する大男からとったものです。

鬼北町という町名のイメージを強くアピールしているモニュメントで、鬼王丸の恐ろしいリアルな風貌は、一見の価値があります。

鬼王丸を設置してからというもの、「森の三角ぼうし」の利用者は、なんと2015年と比べ約6万人も増えたそうですよ。

鬼嫁のモニュメントも


出典:日吉夢産地から黒森峠 – バイクでGo

2016年11月には、鬼北町にある道の駅「日吉夢産地」に、またまた巨大なモニュメントが出現しました。

名前は「柚鬼姫(ゆきひめ)」。「森の三角ぼうし」に君臨する鬼王丸の母鬼なんですよ。

赤ちゃんの頃の鬼王丸を抱いた愛情溢れる母鬼の像です。

優しそうなその表情は、「鬼嫁コンテスト」で求められている女性像そのものです。

有名フィギュアメーカーである「海洋堂」がその造形で協力したことでも知られていて、県外から「柚鬼姫」を見に来る方も多いんです!

鬼王丸と共に、これからも鬼北町全体を盛り上げてくれることでしょう。

まとめ

鬼北町は、全国でも珍しい「鬼」の町です。

道の駅「森の三角ぼうし」「日吉夢産地」では、それぞれの鬼をイメージしたお土産や特産品、グッズを買って楽しめます。

また、鬼のモニュメントに祈ると願いが叶うと言われています。ぜひ試してみてくださいね。