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見る者の心をうつ墨絵!愛媛出身の墨絵画家・「茂本ヒデキチ」さんって?

墨絵画家「茂本ヒデキチ」さんについて


茂本ヒデキチさんについてご紹介しますね♪
1957年愛媛県松山市で生まれ、大阪芸術大学デザイン化を卒業。
デザイナーを経てフリーの墨絵アーティストになりました。

『墨』を使って描かれる茂本さんの作品は、従来の墨絵では表現されなかった題材がモチーフとなり、日本国内はもちろんニューヨークでも話題を呼んだんです。
現在では、個展やコラボレーションで、クオリティの高いライブイベントも展開されています。


早川書房から初画集となる「NEO BLACK」も発売中♪
「音」、「艶」、「愁」、「壊」、「顔」、「豪」、「飛」の7つのテーマを墨で表現した見ごたえのある画集です。

茂本ヒデキチさんが手がけた作品には護国神社の絵馬も!

茂本さんは、愛媛県護国神社の絵馬も毎年手がけていらっしゃいます。
ご覧になった方も多いでしょうね。2018年の絵馬は、戌年にちなんで迫力ある狛犬がモチーフ。
二頭の狛犬が、力強く描かれていて、初詣に来た参拝客の多くが足を止めて見入っていましたよ!

躍動感溢れるタッチが魅力

墨絵というと、「和」、「わびさび」、「風流」と言った言葉が似合う、おとなしく静かなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
実際、お茶室や寺院など、心穏やかになれる場所に飾られていてることが多いですよね。

でも、茂本さんの作品は、静物や風景がモチーフのものよりも、「動き」が表現されているものが圧倒的に多いのが特徴。
それが茂本ヒデキチさんの作品が人気の理由でもあるのです。

健康雑誌「Tarzan」では筋肉の見事な躍動感、モータースポーツ雑誌のカバーではオートバイが颯爽と走る疾走感を墨絵で表現されています。
これだけ勢いのある線を描くには、「かなりダイナミックな筆運びをしているのでは…?」と思いますよね。

でも、実際に作品をつくっている様子をみると、意外なことに一筆一筆慎重に描かれているんです。
荒々しい勢いのある線も、じっくりと計算して生み出されたものだということが分かります。
愛媛県内でも、ライブペイントなどが行われることがありますので、ぜひ機会があればご覧になってくださいね。

まとめ

さまざまな分野には「固定観念」と言うものが存在しています。それにとらわれると人の心を打つ作品と言うのはなかなか生まれないもの。
でも、固定観念にとらわれず生き生きと描かれた茂本ヒデキチさんの墨絵は、実際に見ると本当にものすごい迫力で、描かれた人物が何かを伝えようとしてくれているようにすら感じ、見るものをワクワクさせてくれるんです!

まだ見たことがないという方は、ぜひ一度、茂本さんの作品を間近でご覧になってください!
きっと何かしらのエネルギーがもらえるはずですよ。

そしてDO?GO!愛媛では、茂本ヒデキチさんのインタビュー記事を近日公開予定です!
こちらも楽しみにお待ちください✨✨✨