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ウテナ銘酒の挑戦。瀬戸内をワイン産地に

ウテナ銘酒

瀬戸内をワイン産地に。愛媛県松山市「ウテナ銘酒」



出典:ウテナ銘酒

瀬戸内でのワインづくりに挑戦しているのは愛媛県松山市に拠点を置く『ウテナ銘酒』。

代表の松岡さんは、なんと天文学者でもあるそう。各地を旅する中で、瀬戸内の気候がワインの名産地である地中海に似ていると感じたんだとか。

共通点は、雨が少なく乾燥していること。地中海はサハラ砂漠からの偏西風、瀬戸内は山越のフェーン現象と原因は違えど通ずるものがあるんです。

実際に、気候が似ていることから地中海での栽培がさかんなレモンやオリーブが瀬戸内でも育てられています。

実は明治時代にも日本は瀬戸内でのワインづくりを行っていたのですが、当時は害虫の被害があり断念。以来そのことは忘れ去られていました。

松岡さんは歴史と共に色褪せてしまったロマン、“瀬戸内ワイン”を実現させようとしているんです。

第一弾商品は『ウテナチェッロ』

ウテナ銘酒では、ワイン用ブドウの栽培からワインづくりを始めています。ブドウは植樹から実が収穫できるまで何年もかかる植物。

そこで、ワインをお披露目する前に第一弾商品として販売されるのが、イタリアの伝統的なリキュール「リモンチェッロ」をウテナ銘酒流に作り上げた『ウテナチェッロ』です。

愛媛県産のレモンを使い、本場と同じ製法で作られたリモンチェッロは、フレッシュな香りが特徴。料理にはもちろんお菓子作りにもおすすめです。

販売開始時期は12月下旬を予定しているそう。詳しくはウテナ銘酒公式ストアから確認できます。

ウテナ銘酒公式ストア

https://utenameishu.co.jp/201908071844conte/201908081448store.html

ブドウの苗木オーナー制度

ウテナ銘酒では「ブドウの苗木オーナー」を募集中。

会費は一口11,000円(税込み)で、苗木オーナーの資格授与、植樹や試飲、天体観測イベントへの優先参加権利などの特典付きです。

募集締め切りは令和2年12月31日。ロマンにあふれる瀬戸内ワインプロジェクトにオーナーとして参加しませんか?

まとめ

大きな野望を持つウテナ銘酒。

将来的には瀬戸内が世界的なワイン産地になるのかもしれませね♪