DO?GO!愛媛

風早マラソンで北条市民の温かさに感動したお話

そもそも風早マラソンとは何ぞや?

実は今回で第4回となる風早マラソン。メジャーな大きなマラソン大会ではないのですが、いわゆる“ご当時グルメ”ならぬ、“ご当地マラソン”として、「知る人ぞ知る」といった隠れた人気のあるマラソン大会なのです。

大人は「河野別府公園」から立岩川方面への往復10km、そして何より“地域への愛”を感じるのが、小学生の部門があるということ。

確かに数々のマラソン大会で「子どもの部」が増えてきていますが、風早マラソンほど子どもへの愛を感じる大会に出合ったことはありません。

風早マラソンは、主催の栗田氏(北条出身)の方が「北条に恩返しや町興しがしたい」という思いで、約5年前に企画されたそうです。

マラソンファンなのに、これまで出場したことがなかったDO?GO!愛媛編集部所属のスタッフ(32歳)。大会を通して“人の温かさ”を存分に感じることができたんです。

風早マラソンで涙していた子どもたち

この風早マラソンの魅力が、小学生が楽しめるということ。

小学生の1年生から6年生まで、500mから2km(学年によって変わる)距離を息を切らして走ります。

日ごろ、1000m以上を全力で走ることは小学生でもそれほどありませんし、よほど走ることが好きな子どもでないと体力的にもつらいものです。

ゴールをした後に、涙する子どもの姿を見て“ウルッと”きた32歳のおっさん。

「どしたん? お腹痛いん?」と実の娘に心配されたのは、私の涙が嘘くさいからでしょうか。

風早マラソンの雰囲気を紹介しておきます

大人の部も子どもの部に負けず劣らずの熱気です。

なお、スタートで0.5秒ほどフライングスタートしてしまったマラソンフェチのおっさんですが、気にもせずそのまま先頭に躍り出ました。

スタート前のドヤ顔と睨み合戦では負けられないところ。

300mほど先頭に出て、先頭の景色を堪能していると気持ちよくなってきます。

なおその数秒後、アスリートたちに華麗に抜かれていき、スタート前のドヤ顔は無駄に終わった模様。

ちなみに私は事前にコースが知りたかったのですが、Google先生の下記が風早マラソンのコースなので2017年初出走の方は参考にされてください。

河野別府公園前をスタートし、才之原集会所で折り返すコースです。詳しくはGoogle先生へきいてくださいね。

高度上昇は120mほどで、登って折り返しは下るコース。肺がとけること間違いなし❗

ちなみにマラソン大好きおじさんの私は37’57″で総合9位ぐらいでした。まだまだ修行が足りませんね。

風早マラソンは大盤振る舞い!人の温かみを感じることができます

風早マラソンでの“大盤振る舞い”が、参加者全員に当たるという抽選会。

おじさん、お酒やポン酢が当たっちゃいました。

実はこの北条は、オリンピックランナーとして活躍された土佐礼子選手の故郷。この風早マラソンでも、土佐礼子さんが出場してくれ応援してくれます! むしろ本気で走られています。

未だに地域貢献をされる土佐礼子選手は、北条の誇りかもしれませんね。

そんなマラソン大好きおじさんが感動したのが、会場から自宅までに走って帰宅する際に、堀江小学校の前で目撃した“あるもの”。

残念ながらスマホを持っていなかったので写真撮影はできませんでしたが、大きなテーブルの上には、紙コップが並べられ、札には一言。

愛媛マラソンの試走をされる皆様、よかったら飲んでくださいね

北条の人の温かさに胸を打たれ、遠慮なくアクエリアスを胃に流し込むマラソン大好きおじさん。

汗がやや滴っていた、日の入り30分ほど前。夕日に反射した目元からは、安っぽい涙が一筋流れていたのでした。

まとめ

実はこの北条は、愛媛マラソンのコースのメインストリート。

そして愛媛マラソンは、「応援が温かい」ということでも全国的に有名なのです。

実は愛媛マラソンを温かく支えてくれているのは、北条にお住まいの“温かい皆様”なのかもしれませんよ。