夜の街を幻想的に彩るイルミネーションは見ているだけでも楽しく、どこかロマンティックな気分にもなれますよね。
神戸で冬場に開催されるルミナリエ、ハウステンボスなど全国的に有名なものも多くありますが、愛媛県でも様々な場所でイルミネーションを楽しむことができますよ。
イルミナーレ花園
銀杏並木が続く松山市花園町通りは、松山市駅からすぐそこでアクセスも抜群。南堀端まで道沿いの木を中心に約30万球の電球によって街が彩られます。
新しいオブジェが登場するなど、回数を重ねても見る人を飽きさせない工夫もあります。
例年11月の終わりから翌年1月初旬まで点灯されるので、お仕事帰りや学校帰りに見とれたという方も多いのでは？ 日没時間から点灯を開始し、23時に終了しますが、年末年始は24時まで点灯してくれるのもニクイ演出ですね。
道沿いなので車で行かれる方は近くのコインパーキングなどに停めることになるので要注意です。
イルミネーションが開始される日は18時から点灯式も行われていますので、気になる方はぜひ事前に調べて行ってみてはいかがでしょうか。
中山池自然公園
出典:http://www.iyashinonanyo.jp
宇和島市三間町の中山池自然公園は、自然を身近に感じられるようにと山里が再現された1万4000平方メートルもの広大な敷地で、毎年約10万級もの色とりどりな電球を使用したイルミネーションが楽しめます。
園内には森の魚とも言われるクエのオブジェがあり、最大14tもの大きさ。
ライトアップされた園内のあらゆる場所で、石造にも出会うことができます。毎年モニュメントが増加していっているのも特徴で、違う顔を見られるのも嬉しいですよね。展望台もロマンティックに彩られ、カップルで楽しむのもおすすめです。
期間は11月の終わりから翌年1月頭まで。18時から23時まで楽しむことができます。
約100台分の無料駐車場があるため、乗り合わせても連れ立っても行くことができます。こちらも毎年17時から点灯イベントが行われていますよ。
演奏会やカウントダウンなどを楽しむことができますので、興味のある方はぜひ行ってみてくださいね。
来島海峡大橋橋梁照明
来島海峡大橋は3つの長大な橋梁から構成されている、世界初の3連吊り橋として有名です。
来島海峡をまたぎ、今治市から大島までを結ぶ橋で、大島側から960mの第一大橋、1515mの第二大橋、そして1570mに上る第三大橋と合わせて全長は約4kmにもなります。
そんな大橋で開催されているイルミネーションは橋を構築する主塔に64個、ケーブルに600個の電飾が施されているんです。
近隣の島々からも壮大な橋を眺めて楽しむことができるのも特徴的ですね。
ライトアップ期間は11月頭から12月末まで。車で行かれる場合は通行料4830円がかかります。
近くに停める場合は今治側であれば来島海峡展望館、大島側であれば亀老山展望公園の近辺に駐車すると良いでしょう。
ほわいとファーム
西予市野村町にある「ほわいとファーム」は、古くから酪農が営まれてきた野村町でヨーロッパの農場をイメージして作られた、雄大な自然を楽しむことのできる施設。野村ミルク工房で製造された新鮮で濃厚な乳製品などが販売され、その場で楽しむこともできるんです。
このほわいとファームと野村ダムを有する朝霧湖公園で、毎年11月中旬頃から翌年1月初旬までイルミネーションが行われます。基本的には17時から24時まで点灯されますが、12月の下旬ころから終了までは翌日の5時まで点灯されていることも。
ただし、ほわいとファームは毎週木曜日、そして年末年始も消灯しているのでどちらも楽しみたい方は別の日に行くのがおすすめです。
広い敷地内で約7万個の電球が点灯し、ツリーなどのオブジェはもちろん、特徴的な牛のオブジェもライトアップされていますよ。
光のおもてなしin松山城
広島市で毎年冬に行われている「ひろしまドリミネーション」で使用されているオブジェを使用して開催されるのがこのイベントです。
冬に行われているイルミネーションのオブジェを使用するため、開催期間が冬場ではなく7月の頭から8月中旬まで、夏場に行われるのが最大の特徴です。
松山城自体もライトアップされ、本丸広場だけでなく登山道や石垣にも様々なオブジェが置かれます。
開催期間中にはロープウェイの運行時間を延ばすなどの工夫も行われているため、行きはロープウェイで登り乗り場や本丸広場を楽しみ、帰りは歩いて登山のイルミネーションを楽しむ、なんてことも可能です。
お仕事帰りにちょっと松山城に寄って楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
普段見慣れている風景でも、少しライトアップされただけでもガラッと印象が変わりますよね。
全般的に12月から年始にかけて行われることの多い冬の風物詩、イルミネーション。
家族や恋人、友人と非日常な雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか？