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周囲345メートル!巨大な銭形砂絵「寛永通宝」とは?

ようやく、まん延防止措置法が解除され、ほっとされている皆さんも多いのではないでしょうか?

愛媛県にもほど近い、香川県観音寺市には、巨大な銭形砂絵「寛永通宝」があります。

この銭形砂絵を見ると「お金に不自由せず、健康で長生きできる」との言い伝えがあり、とくに「金運のパワースポット」としても知られているようです。

今回は「寛永通宝」の銭形砂絵で有名なスポット、名勝 琴弾公園をご紹介させていただきます!

観音寺 琴弾公園へのアクセス方法

琴弾公園は、約38.6ヘクタールの広さを誇り「日本の歴史公園100選」にも選出されています。

広い園内には神社や史跡、記念館などもあり、とても人気の観光スポットです。

松山から琴弾公園までのアクセス方法は以下の通りです。

★車の場合:松山ICから車で約1時間45分ほど、高松自動車道「大野原IC」を降りてから車で10分(約6km)で到着です。

★鉄道の場合:JR松山駅からJR観音寺駅まで特急利用で約1時間40分、駅からタクシーで3分(約2km)で到着です。

【琴弾公園】
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住所:〒768-0062 香川県 観音寺市 有明町3-36
TEL:0875-23-0055(道の駅ことひき内 9:00~17:00)
駐車場:有り(無料)
詳細は、観音寺市公式サイトからどうぞ

銭形砂絵「寛永通宝」のいわれ

西暦1633年(寛永10年)、当時の丸亀藩主であった生駒 高俊公が、領内を巡視するため観音寺を訪れることになりました。

その時に、高俊公への歓迎の意をあらわすため、急きょ一夜にして作られたのが銭形砂絵「寛永通宝」の由来といわれています。

なお、銭形砂絵は琴弾公園の有明浜付近にありますが、とても大きいため、地上からでは全景を確認することができません。

公園内にある琴弾山の山頂にある「銭形展望台」から見下ろせば「寛永通宝」をモチーフにした銭形砂絵がきれいに見え、瀬戸内海に浮かぶ伊吹島などの絶景を楽しむこともできます。

銭形展望台までの行き方

琴弾山の山頂展望台までは、遊歩道を使って、徒歩で約12分程度で到着します。

ただし、途中には、下の写真のような石の階段が続く道もありますので、体力に自信のない方は、ご注意ください!

また、遊歩道の途中に自動販売機などはないため、水分補給のために水筒やペットボトル飲料などを持って行かれたほうが良いと思います。

なお、展望台まで車で行く場合、道路は「一方通行」になっており、対向車とすれちがうことなく到着できますが、カーブが多い山道ですので、運転にはご注意ください。

また、途中、長さ数メートル程度のトンネルがあるため、車高3メートル以上の車では通行できません。

山頂の展望台付近には、駐車場と、トイレや休憩スペース(屋外)などがあります。

ちなみに、写真手前の岩に上って景色を見下ろせば、銭形砂絵「寛永通宝」の文字が、さらにくっきりと、きれいに見えますよ♪

白砂青松の有明浜

銭形砂絵からすぐの場所、約2㎞にわたって続く有明浜は「日本の渚百選」に選定されています。

波の音を聴きながら散歩をするのもよし、ベンチに座って本を読んだりと、癒やしのスポットといえそうです。

また、琴弾公園内には、ベンチや休憩所も多く設置されていて、トイレのすぐ近くには、児童遊園もあります。

すべり台やアスレチックなど、遊具も充実していて、何より地面が砂になっているため、もし転んでしまった場合でも、白砂がクッションになってくれます。

公園のすぐ近くには、広い駐車場や公衆電話、水道もあるので、何かと便利ですよ。

KOTOHIKI COFFEE

琴弾公園内にある「KOTOHIKI COFFEE」は、大正ロマンの香りがただようレトロな洋風建築のカフェです。

1914年に建てられた大正時代の洋館は、時を経てもなお、魅力的です。

おすすめは、天空の鳥居で有名なスポット「七宝山の湧き水で淹れたコーヒー」で、自家焙煎の豆を使ってつくられています。

公園の散策中、ちょっと一休みしたい時などに立ち寄ってみられてはいかがでしょうか?

お店の前には、テラス席もありますし、コーヒーのテイクアウトも可能です♪

まとめ

琴弾公園は、子供から大人までが一日中楽しめる、とても人気のあるスポットです。

「寛永通宝」の銭形砂絵は、琴弾公園内の有明浜付近にありますが、展望台などの高い所から見なければ「砂の山」にしか見えません。

私は、運動不足解消のため、遊歩道を使って山頂まで登りましたが、展望台からの絶景は素晴らしく、疲れが吹き飛ぶようでした。

また、銭形砂絵を見ると、お金に不自由せず、健康で長生きできるとのジンクスがあります!

みなさんも、ぜひ琴弾公園に足を運んでみてください。