DO?GO!愛媛

内子町の折り紙自販機が素敵すぎる!

tsuru

レトロかわいい!自販機で売られる昔懐かしい折り紙たち



出典:新・愛媛さすらい日記 : 岡野商店の折り紙自販機

近づいて見てみると自販機の中には、懐かしい折り紙がいっぱい!

紙ヒコーキ、何種類もの紙ふうせんなど、誰もが知っているものから折り鶴やシュリケン、鼻が動くゾウなどの複雑な折り紙もあります。

どれも一つ一つ丁寧に折られていて、和紙も美しくでホッとする色合いのものばかりです。

値段設定は10円~50円ほど。安いので思わずお土産に、自分用にとついついたくさん買ってしまいます。

同じ種類の折り紙でも、一つ一つ和紙の色が違うので、色々な雰囲気を楽しめます。

折っているのは、岡野商店の店主、岡野千鶴さん。

岡野さんの折り紙には、数えきれないほどのレパートリーがあるんだそう!

丁寧で繊細な折り紙を見ていると、昔自分で折った折り紙の思い出がよみがえってきそうですね。

小さい頃は、折ったことはあるけれど、大人になると折り方を忘れていたりするものも結構あります……。

こちらの折り紙自販機は、元はたばこの自販機だったものを再利用したものだそうです。

自販機のレトロな雰囲気と折り紙がぴったり合っていて面白いですよね。

内子手作り和紙のやさしさ

内子町といえば、手作り和紙で有名ですよね。

岡野さんも「内子の和紙をもっと広めたい!」と思っている仲間に共感して、折り紙自販機を思いついたんだそうです。

昔から折り紙が好きなわけでもなく、折り紙が趣味というわけでもなかったという岡野さんですが、折っているうちにどんどんレパートリーが増えてきたんだとか。

ひとつひとつ丁寧に折られた手作りの折り紙と手作りの和紙はしっくりと溶け合って、やさしい雰囲気を醸し出しています。

自販機には季節の折り紙も登場するので、季節の移り変わりも感じることができます。

内子の新たなスポットになった折り紙自販機

ふと自販機の前で立ち止まって、笑ってくれる人がいる。

だから辞めずに続けているという岡野さん。

内子といえば、内子座や美しい町並み、手作りろうそくなど、伝統工芸品の有名な町。

様々な観光エリアがありますが、この自動販売機も何故かふと立ち寄りたくなる魅力を持ったスポットの一つです。

内子の優しい田園風景のように、あたたかな気持ちになる場所ですね。

まとめ

南予地方の中でも、のどかな街並みが残っていて穏やかな空気で溢れる内子町。

どこにいっても優しい南予の穏やかな人達に出会い、ふれあうことができます。

この折り紙自販機もそんな場所の一つです。内子に立ち寄ったら、ぜひ自販機を探してみてくださいね。

【アクセス情報】
岡野商店
〒795-0303
愛媛県喜多郡内子町平岡1555−3