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松山に代々伝わる節句菓子「りんまん」って知ってる?

りんまん

松山市のひな祭りは4月3日!?

和暦の3月3日が新暦の4月3日に当たることから、愛媛では4月3日に桃の節句を行う風習が根付いています。
もちろん、愛媛県内でも3月3日にひな祭りをお祝いする家庭もありますが、松山市には4月3日に行う家庭が多いんです。

詳しくは下記の記事でもご紹介しています。

松山伝統の節句菓子「りんまん」って?

松山に伝わる伝統の節句菓子、それがこちらの『りんまん』です。
松山市内の和菓子店やスーパーマーケットで販売されており、学校給食にも出されるなど、地元住民に親しまれています。

りんまんは、上新粉を使ったお餅で餡をくるみ、カラフルに色付けしたもち米をトッピングしたもの。
もち米はピンク、黄色、緑の3色がスタンダードのようです。可愛らしい見た目で、桃の節句にぴったりのお菓子なんですよ。

諸説あり!りんまんの由来には謎がある

りんまんの由来には諸説あります。
まず一つ目は、トッピングのもち米が魚の「鱗」のように見えることから「りん(鱗)まん」と名付けられたというもの。
もう一つは、「林(りん)さん」という朝鮮の女性が広めたとされる説。この説によれば、りんまんの起源は江戸時代中期であると言われています。
そんなルーツに思いを馳せながら、りんまんを味わうのもいいですね。

まとめ

りんまんは、松山市中央卸売市場内の「もち平」や、松山市木屋町の「林仙堂」、松山市西一万町の「いち万堂」など市内の和菓子店で季節限定販売されていることがあります。
お買い物の際に見かけたら、ぜひ昔から続く松山の郷土菓子を堪能してみてください。