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愛媛観光の王道 道後温泉本館を徹底解説

道後温泉は古代から温泉地として知られており、万葉集に詠まれる和歌にも登場する程の歴史があります。その歴史はなんと300年!!
有馬温泉、白浜温泉とともに、日本三古湯の一つです。
夏目漱石の小説『坊つちやん』にも描かれ、愛媛県の代表的な観光地となっています。中でも道後温泉本館は戦前に建築された歴史ある建物で、街のシンボル的存在であり、国の重要文化財にも指定されています。

道後温泉の泉質

道後温泉の泉質は単純温泉です。単純温泉は無色透明無臭で含まれる成分が薄く刺激が弱いため、入り心地がよく親しみやすい泉質です。


効能としては 神経痛、リューマチ・胃腸病・皮膚病・痛風・貧血などが挙げられています。

道後の街をガイドさんに案内していただいた際、

「道後温泉は別府や草津のように火山が近くにない温泉だから、沢山の温泉が湧くわけではないから上手くやりくりしているんだよ。」と教えて頂きました。

道後温泉本館の魅力


道後温泉本館は木造三層楼の厳荘な外観が素晴らしく、明治の面影そのまま残しています。
館内には「神の湯」と「霊の湯」の2種類の浴場があり、休憩室もあります。休憩室は個室、中広間、大広間の計3種類あり、お茶と坊っちゃん団子を頂くこともできます。
三階に上がると、細い廊下の両脇に 個室部屋が並び、一番奥の部屋には 「坊っちゃんの間」と木製の看板が掲げられています。
ここには夏目漱石の写真や 小説 「坊っちゃん」に関する展示と正岡子規と描いた絵も飾られています。

(現在本館は保全工事のため、休憩室の利用ができません。)

道後温泉本館を訪れる際の注意点

基本的に備え付けは何もないので必要なものは用意するか、購入しましょう。

受付にて、シャンプーコンディショナーそれぞれ50円で販売しています。

特にみかん石けんは記念にもなるので購入する人も多いです。

タオル類は貸タオルは50円、貸バスタオルは200円です。

道後温泉本館の基本情報

現在保存修理工事に伴い、神の湯階下のみ営業中
料金
神の湯階下410円(子供160円)販売中
2階休憩と神の湯840円(子供420円)販売停止
2階休憩と霊の湯で1,250円(子供620円)販売停止
3階個室休憩と霊の湯入浴1,550円(子供770円)販売停止

営業時間
神の湯階下:6時~23時(札止め22時30分)
2階席:6時~22時(札止め21時)
3階個室:6時~22時(札止め20時40分)
(情報は全て2021/6/1時点のものです。)
アクセス

松山空港から
リムジンバスで道後温泉駅前まで約40分
JR松山駅から
路面電車で道後温泉駅まで約25分
松山観光港から
リムジンバスで道後温泉駅前まで約43分
三津浜港から
路線バスで松山市駅まで約35分
市内電車に乗り換えて道後温泉駅まで約20分
道後温泉駅から道後温泉本館まで
徒歩約3分

まとめ

今回は道後温泉本館をご紹介してきました。愛媛観光といえば絶対に外せない王道観光地で多くの人が訪れていますが、ただ温泉に入るだけではなく、その歴史との関わりを知ることでより道後温泉温泉を楽しめると思いますよ。