DO?GO!愛媛

愛媛で発見!ジブリ作品疑似聖地巡り

ジブリ-愛媛-聖地巡礼

夢いっぱい!愛媛で楽しむジブリの世界

アニメのモデルとなった場所を巡る“聖地巡礼”。

最近ではモデルになっているかどうかに関わらず、その作品らしさを感じる場所をめぐる“疑似聖地”も注目されています。

遠出しなくても作品の世界に浸ることができ、作品に似た風景を探す楽しみも感じられるんですよ。

今回はジブリの3作品に登場しそうな愛媛の風景をご紹介します。

【となりのトトロ】大人もくぐれる!トトロトンネル

懐かしい昭和の風景と子供の頃の不思議な体験を描いた「となりのトトロ」。

八幡浜市・王子の森公園には、メイが子トトロと中トトロを追いかけてくぐった“樹のトンネル”にそっくりなトンネルがあります。



出典:となりのトトロ – スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

びっしりと木々が重なる自然のトンネルは、まさしくトトロの世界!

杉の木でできていて、全長70メートルにも及びます。地元では「トトロトンネル」と呼ばれ、親しまれているんだそうですよ。

大人もくぐれる大きなトンネルなので、くぐる様子を動画に撮ってSNSにアップする方もいるそう。

公園内には同じくジブリ作品の「風立ちぬ」に出てきそうな蒸気機関車(保存車両)もあります。

【となりのトトロ】「夕やけこやけライン」のトトロ

美しい夕日がみられるスポットとして知られる大洲市の「夕やけこやけライン」。こちらには、トトロのモニュメントが設置されています。

調べてみたところ、2011年に地元小学校が閉校する際の記念として作られたものだそう。

地元のボランティアグループとの協同制作らしく、校舎をイメージした雨除けまでよく作りこまれています。



出典:となりのトトロ – スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

サツキとメイ、トトロがバスを待つシーンを再現しているようです。

そのインパクトと完成度の高さから、わざわざ車を停めて撮影する人の姿も。

場所は、「おいで屋」の隣。八幡浜市から松山市へ向かう国道に設置されているので、トトロトンネルを見る前後に訪れるのがおすすめです。

【崖の上のポニョ】今も動く姿が見られる可動橋

海沿いの街を舞台にした、水のファンタジー「崖の上のポニョ」。

嵐の中、主人公の母親が車を走らせるシーンで登場する橋に似ているのが、大洲市の肱川河口の「長浜大橋」です。

実際にモデルとなった場所ではありませんが、重要文化財にも指定されている風情溢れる場所なんですよ。

片側に橋桁が開閉する仕組みの可動橋で、完成から80年以上の歴史を持つ日本最古の可動橋と言われています。なんと、第二次世界大戦時に受けた銃弾跡も残っているんだとか!

可動橋は、主に橋桁を動かして船が通る通路を確保する目的で設置されていますが、現在は本来の使い方はされておらず、土日祝日の午後1時からのみ開閉する様子が見られます。

橋の近くには無料の観光駐車場があり、車を停めてよく見ることもできますよ。



出典:崖の上のポニョ – スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

海の水がどっと流れ出すファンタジックなポニョのシーンと重ねながら、渡ってみてはいかがでしょう。

【千と千尋の神隠し】湯屋のモデルになった?日本最古の温泉

神々の暮らしと少女の成長を描く「千と千尋の神隠し」。

主人公の千尋が迷い込んだ神々の世界は、さまざまなスポットをモデルに描かれていることで知られています。

湯婆々が経営する「油屋」は、道後温泉本館をイメージしてデザインされたという噂も。



出典:千と千尋の神隠し – スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

和風建築でありながら、洋風で近代的な設備も備えているところが道後温泉と共通しているかもしれません。

現在、道後温泉は保存修理工事中ですが入浴は可能。“河の神様”になった気分で「よきかな~」とお湯を楽しんでみては?

まとめ

愛媛で見つけたジブリ感ある景色。疑似でも聖地気分を味わうことができますよ。

写真を撮ったり、作中のシーンを思い出しながら眺めたり、いろいろ工夫して楽しめるのも疑似聖地の魅力です。

ちょっとだけ足をのばして、ジブリの風景を探しに行きませんか?