DO?GO!愛媛

空と海が溶け合う場所…下灘駅へ行ってみませんか

しもなだ

やっぱり駅から海を撮るのが一番!

やはり下灘駅から見る景色が最も絶景。

到着してから松山方面への上り電車が来るまで1時間程度はかかります。

そのため、駅から動かず友達やカップルでおしゃべりをしたり、カメラを持って場所探しをしたりする人々を見かけました。

駅前には、コーヒー等のドリンクを提供する「下灘珈琲」☕が出店されているので、美味しい珈琲などを飲みながら海を眺めるのも一案ですよ。

意外にも、駅から左へ向かい下に降りて撮ると海しか見えません。

晴れた日には水平線が分かりづらいほど西日の反射が強い日もあります。

駅周辺には地元の方もしばしば訪れ、話し相手になってくださることもあるので人の温かさにも触れることができます。

駅に植えた花も美しく管理されているので、地元の方に伺ってみたところ、「観光に来た人に楽しんでもらえるよう、夏に向けてヒマワリを植えている」という情報をいただきました。

今年の夏には鮮やかなヒマワリと美しい下灘の海を撮れることが期待できますね🌻

周辺に観光スポットがないため、時刻表のチェックは必須ですが、訪れる価値のある場所です。

写真に詳しい方ならご存じかもしれませんが、午前中に撮れば青が引き立ち、午後に撮れば黄色がかったやわらかい雰囲気で撮れます。

スマホの加工アプリなどをつかえばよりドラマチックな写真が撮れるかもしれませんね。

ただ、実際の風景と加工後の画像を比べてみるとやはり加工前の風景が一番良くみえるほど美しい景色です。

下から降りて電車を撮る

駅を出て左へ降りていくと電車が通る鉄橋が見えてきます。

「ひじきばし」と書かれた小さな橋がありますが、上から水が流れてくるさまがどこか懐かしく、撮り方によってはレトロ感のあるショットが撮れると思います。

橋は腰をかけられるほどの高さなので人物入れるといいかもしれません。

さらにまっすぐ進めば国道378号線、別名『夕やけこやけライン』という海沿いの道に出ます。

左へ曲がり、5分もたたないうちに下灘駅を見上げることができる場所にたどりつきます。

電車そのものを美しく撮りたい場合は、西日が強い時間帯は避けたほうがよさそうです。逆に、反射しているところもこれはこれで味があります。

愛媛県を走る観光列車「伊予灘物語」に出合えたときは、きっと最高の一枚が撮れるはずです。こちらも到着時間と発車時間のチェックが必要。

駅からこの場所まで来る途中にあった鉄橋も通りますが、上手く撮れるかどうかはテクニックにかかっています。

できればこの位置から駅まで登っていきたくなる位置にありますが、駅の手前にロープが張られているので、来た道を戻ることをおすすめします。

高度なコツが必要?電車から撮る

電車に乗っているとしばしば感動的な場面に出くわします。

線路と378号線が西へ延びる風景を上手く撮れればいいのですが、上灘駅を出てすぐの間ずっとカメラをかまえていなければいけないほど、ベストショットが撮れるのが一瞬です。

連写を駆使しつつ、手ぶれ対策、映り込みもしてしまうのでできるだけ派手な服を着ない、スマホなら黒いカバーに替えて映り込みはレンズだけに留めるなどもいいアイデアでしょう。

車両前方は立っているとふらつくため車掌さんの邪魔にもなるので、その点の配慮もしつつ……車両の前のほうに座ってスタンバイ!

もしかしたら伊予灘ものがたりに乗ると撮りやすいかもしれませんね。

写真を撮りに下灘駅を訪れる人は多いので周囲への配慮もお忘れなく。

いい写真を撮れなかったときの悔しさもあり、これのために何度も電車に乗る方も多いと思います😅

まとめ

下灘駅の待合室内には、「ウッフッフ」という落書き帳がありました。

その名の由来は謎ですが、このノートは下灘駅に訪れた人の足跡帳になっているようです。

読んでみると関東から来た人が多いことに驚きます! 電車を一緒にした方には海外の方も。県外からのファンが多いのでしょうね。

また、天気のいい日にはダッシュ島として地元の方に知られる由利島、猫がいることで有名な青島、広島方面や、松山方面高島屋の観覧車が見えることもあるんだとか。

地域の方の温かさや天候によって異なる風景はどれも魅力的ですよ。

今の時期は晴れ渡った青空と真っ青な海のコントラストが美しく、気候も爽やか。ぜひ今週末にでも下灘駅を訪れてみてくださいね。

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