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『DO?GO!愛媛』が岡山旅に行ってみた~岡山後楽園編~

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いつもは愛媛の魅力をお届けしているDO?GO!愛媛編集部が愛媛県を飛び出して岡山を旅してきました。
今回は岡山県の有名観光スポット「後楽園」のライトアップイベント、『秋の幻想庭園』を満喫してきましたよ♪

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

日本三名園の一つとして知られる「岡山後楽園」。
岡山藩主池田綱政の指示によって江戸時代初期に造られ、その美しさから観光スポットとして今でも親しまれています。

【店舗情報】
岡山後楽園
〒703-8257 岡山市北区後楽園1-5
営業時間:7時30分~18時00分
お問い合わせ:086-272-1148

手入れされた木々や池が美しい後楽園ですが、夜の姿も魅力的なんです。
今回は、2018年11月15日~24日に行われた「秋の幻想庭園」を見に行ってきました。

愛媛県松山市から後楽園までは、車で片道約3時間。
ライトアップされた夜の紅葉が見たかったので、17:00頃後楽園に到着しました。
秋の幻想庭園期間中は、通常18時までの開園時間が20時半まで延長。
いつもと違う後楽園が見られるとあって、すっかり日が落ちてからも多くの人が訪れていましたよ。

岡山の冬は寒い……!
日によるのかもしれませんが、愛媛と比べて気温が低めなので、上着や中に着込める物を持っておくとよさそうです。

冷えた体を温めるため、出店で飲み物を購入。
地元の酒造さんの甘酒。精米歩合50%の甘酒はほんのり甘くクリーミーな味わいでした。

甘酒以外にも岡山グルメのお店が並んでおり、ついつい購入……( ˘ω˘ )
園内は広いのでしっかりエネルギー補給しておくことをオススメします。
「牛タン串」と「千屋牛コロッケ」でバッチリ腹ごしらえして、いざ出発!

広場には立派な銀杏の木が。
ライトアップされていて綺麗です。

いよいよ後楽園へ入場。

門の左隣にチケット売り場があります。
料金は下記の通りです。(平成31年3月31日までは高校生以下入場無料だそう!)

券 種
大人15歳~64歳 (中・高校生を除く)
高校生以下 シニア65歳~
個人券 400円 140円
団体券 団体は、20名様以上になります 320円 112円

門を入ってすぐのところには立派な松の木がありました。

足元を照らす行燈。
後楽園のシンボルでもある「タンチョウ」がデザインされています。
園内では実際にタンチョウが飼育されているんですよ。

こちらは後楽園を造り上げた「池田家」の家紋デザイン。

後楽園では四季折々の木々や草花が見られますが、11月下旬~12月上旬は紅葉が見頃。

日中の紅葉も美しいですが、ライトアップされた夜の紅葉もまた風情がありますね。

後楽園の中央にある「沢の池」も、夜は特別な表情に。
ライトアップされた木々が水面に映り、幻想的な風景を演出してくれます。

後楽園のライトアップ「幻想庭園」は四季それぞれに異なる工夫がされています。
秋の幻想庭園では、和傘を用いたライトアップが登場。柔らかな光が秋の夕暮れにぴったりです。

気象条件によっては、おぼろ月と庭園の神秘的な写真を撮ることができますよ。

延養亭(えんようてい)

後楽園の魅力は景色だけではありません。園内の建物もとっても魅力的なんです。

こちらは延養亭(えんようてい)。藩主が園を訪れた際に居間として使われました。
一般公開はされていませんが、建物内からの眺めは園内一美しいのだそう。
正面に立てば、その雰囲気を味わえるかもしれません。

廉池軒(れんちけん)

池に囲まれた「廉池軒(れんちけん)」は、後楽園を作り上げた綱政お気に入りの場所であったと伝えられています。

水辺の景色がもっとも美しく見えるのが特徴です。
秋には鯉とススキを眺めることができますよ。

花葉の池

後楽園の中で2番目に大きいといわれる「花葉の池」。
夏は大輪の蓮が咲き乱れる池ですが、秋にはまた違う表情になります。
池の中央に植えられた紅葉が水面に映り、ゆらゆらと揺れる様は、息を飲むような美しさです。

地元の方が教えてくださったのですが、左から4番目のライトの位置にしゃがみこんで撮ると、はっきりと映り込んだ紅葉を撮影できますよ。

慈眼堂(じげんどう)

じげんどう

こちらは観音様を祀っているお堂です。
お堂の隣には、高さ4mの巨大な岩、「烏帽子岩」が鎮座しています。
大きな岩を36個に切り出して運び、再び組み立てられたそう!
一説には後楽園から24kmほど離れた犬島海岸から運ばれたものだと言われているんだそうですよ。

千入の森(ちしおのもり)

園内でも最も美しいスポットの一つが「千入の森(ちしおのもり)」です。
幾本もの楓の木が植えられており、紅葉を楽しむことができますよ。

千入とは「何度も何度も染め重ねる」という意味。
池田綱政は日ごとに色を変える楓林の紅葉に魅せられたといいます。
何度も訪れることで綱政のように、そのときどきの紅葉の変化を楽しむことができるかもしれません。

お抹茶でほっと一息

歩き疲れたらお茶屋さんに立ち寄ってほっと一息。
昭和21年から後楽園の中にお店を構える「福田茶屋」さん。
あんみつや抹茶パフェ、ぜんざいなど散策の休憩に丁度いいメニューが揃っています。

この日は、お抹茶(500円)をチョイス。
岡山といえば「きび団子」が有名ですが、こちらはお茶菓子に福田茶屋オリジナルの餡入りきび団子がついてきます。

控えめな甘さのきび団子と、お抹茶の苦味。
ほっとする美味しさです。

店内ではお土産も販売されています。

こちらは塩チョコきびだんご(360円)。
ちょっと変わったお土産を選びたいときにはぴったりですね。


お抹茶や番茶も販売されいて、お店で気に入ったら購入することもできます。

なんと、お抹茶が運ばれてくるときのトレーも購入できますよ。

能舞台・栄唱の間

花葉の池の近くにある、「能舞台・栄唱の間」。
普段は公開されておらずイベント時にも昼間しか見られない場所ですが、この日は特別に夜の栄唱の間を見学することができました。

能の見所として使われていた場所です。
綱政は、素晴らしい能の舞い手であり、時折、ここで家臣や藩の者に能を見せていたんだとか。

能舞台の下には美しく整備された枯山水が。

ガイドの方が、「ここが殿様の席だったんですよ~」と教えてくれました。

座ってみると、真正面に能舞台をみることができます。
きっと綱政も同じ景色をみていたのでしょうね。

この日は緑色の座布団が敷かれていましたが、座布団がない場合は掛け軸の正面を目印にしてみてください。

幻想庭園ならでは、アートな展示にうっとり♡

園内にはそこかしこにアートな展示がありました。

入口には行燈がありましたが、こちらは竹の可愛らしいライト。

茶室にはカラフルなコットンボールライトが飾られていました。

色とりどりのランプシェード。
地元の職人さんたちによる作品だそう。

地元の小学生が将来の夢などを描いたかわいい和傘も展示されていましたよ。

まとめ

いつもとは違う夜の「岡山後楽園」をお届けしました。
残念ながら2018年の秋の幻想庭園は終了してしまいましたが、来年は2019年4月26日~5月6日まで「春の幻想庭園」が開催されますよ。
秋とはまた違った後楽園を楽しめるはずです。気になった方はぜひお出かけしてみてくださいね。

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