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こたつが心地よい季節になってきました。こたつといえば「みかん」、そして愛媛といえばやっぱり「みかん」ですね。
でも単にみかんといっても、沢山の種類があるのをご存じですか?
どんな種類のみかんがあるのか、味の違いも含め、今日は皆さんに愛媛県産のおいしいみかんお教えしちゃいます。
愛媛みかん
愛媛県産の温州みかんのことを「愛媛みかん」と言います。一般的に言うみかんといえばこのみかんを指すのではないでしょうか。
甘みが強く、コクがあります。皮が薄く柔らかいので、手で簡単に剥くことができます。果肉はつぶつぶで、種もありません。果肉を包んでいる内皮も非常に薄く柔らかいので、皮ごと食べられますよ。大きさは市販のもので7センチ前後が多いです。
さらにこの愛媛みかんは熟期によって、さらに分類されます。
10月頃熟すのが「極早生みかん」、甘みの中にやや酸味が入るスッキリタイプのみかんになります。
11月頃熟してくるのが「早生みかん」甘みと酸味のバランスが良く、コクがあります。
12月頃熟すのは「中生みかん」甘みが増し、コクがでます。1月頃熟してくるのが「晩生みかん」甘さが引き立ち、安定して甘いです。
紅まどんな
出典:http://morupure.blog28.fc2.com
「紅まどんな」別名「媛まどんな」とも呼ばれているこのみかん、南香と天草という柑橘の掛け合わせて生まれた愛媛県オリジナルのみかんです。
樹になるゼリーと呼ばれるほど、“ぷるぷる”のやわらかい果肉とたっぷりの果汁で、酸味も少なく食べやすいので、人気急上昇中!
皮は薄くて、手で剥けるほどやわらかいですが、果肉にぴったりとくっついているので、包丁で櫛形にカットして食べるのがおすすめです。
大きさは約8センチ位と、愛媛みかんより少し大きめ。
まだまだ生産量の少ない新品種のため、他のみかんと比べお値段が少々張りますが、少し高いお金を払ってでも食べたいおいしさが、紅まどんなの魅力です。
はれひめ
みかん+オレンジの希少品種です。
清見タンゴールとオセラオレンジを交配したものに、宮川早生を交配させたまだまだ生産量の少ない貴重な柑橘なんです。
みかんの甘みとオレンジの香り、食感はみかんとオレンジを合わせた固めの“ぷりぷり”した食感で、はれひめ独特の味わい。
みかんとオレンジの良いとこどりのみかんといえそうですね。
見た目はオレンジに近いため、皮が厚さ約4ミリと厚めですが、固さが柔らかいため、手で剥くことができます。
果肉も、1つ1つが分離しやすく内皮も薄いので、みかんと同様の食べ方でOK♪
種も比較的少ないのでとても食べやすいですよ。大きさは愛媛みかんとほぼ同じ大きさです。
伊予柑
出典:https://www.hankyu-dept.co.jp
愛媛が誇るみかんといっても過言ではない、市場で愛媛県産が8割以上を占めている極上品、伊予柑。
“ぷりぷり”の弾力のある大粒の果肉と、滴り落ちるほどの果汁、さらに剥いた時に広がる爽やかな香り、味も甘さの中に適度な酸味もあり、バランスのとれた味となっていて、特に女性に人気があります。
皮は手で剥くことも出来ますが、厚いためナイフなどで切り込みをいれるとさらに食べやすくなりますよ。
内皮も厚いので、むいて食べます。少々種もありますが、約8センチ強とやや大きめなので食べごたえ抜群です。
甘平
出典:http://www.osakafu-chuouichiba.com
甘平は西の香にポンカンを交配し、愛媛県の試験場で誕生した新品種。
2007年に品種登録されたばかりの希少なみかんなんです。
甘平は、皮の薄さと強い甘みが特徴で、種もほとんどなく、弾力の強い大粒のプチプチとした果肉がギッシリ詰まっています。
皮は薄いので手で剥くことができ、内皮も薄いので内皮ごと食べられちゃいます。
1月下旬が糖度が13度以上になり、酸味も抑えられるので、美味♡ 大きさは8センチ弱と、愛媛みかんとあまり変わりありません。
媛まどんなと同様まだまだ希少なため、お値段が少し張りますが、後悔させないおいしさが甘平にはたっぷり詰まっています。
まとめ
あー、なんだかみかん食べたくなっちゃいましたね!
愛媛に住んでいるとあるのが当たり前なみかん。
せっかく産地に住んでいるんです。産地の特権を生かして、どんどんおいしいみかんを食べ比べちゃいましょう!
(文: 杏)