オーストラリア原産のフルーツ「フィンガーライム」を知っていますか?
中から果汁が入ったプツプツがでてくるので別名「森のキャビア」と言われています。
とても珍しい食材ですが、実は愛媛県八幡浜市で栽培されているんです!
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森のキャビア「フィンガーライム」
フィンガーライムは、オクラくらいの大きさで、きゅうりのような丸みのある形をしています。
カットすると中からキャビアのようなプツプツが出てきて、入っている果汁はレモンやグレープフルーツフルーツなど爽やかな味をしています。
焼き鳥などのお料理にレモン汁をかけると口の中がさっぱりしますよね。
でも、レモン汁をかけると食品がベタベタしてしまいます。
そんな時に便利なのがフィンガーライムなんです。
粒に果汁が入っているので食品をベタベタにすることなく、口の中で粒が潰れて初めて果汁の味を感じることができるのです。
見た目もオシャレなことからフランス料理で使われることが多かったそう。
日本ではザ・リッツ・カールトン東京など高級店で取り扱っていました。
他にもスパークリングワインと一緒に入れるとワインの泡でフィンガーライムの粒がグラスの中で踊るので、見た目にも楽しい食体験ができます。
粒が割れて味が混ざる心配がないのも魅力的。ワインの味を邪魔することなく、お口の中をスッキリさせてくれます♪
愛媛のフィンガーライムはどこで手に入る?
愛媛では八幡浜市にある「梶谷農園」でフィンガーライムが栽培されています。
こちらでは紅まどんなといった愛媛で有名なみかんの栽培や仏手柑(ぶしゅかん)という観賞としてや砂糖付けなどで食べる柑橘の栽培をしています。
当時フランス料理でしか使われていなかったフィンガーライムを栽培することになったきっかけは、なんとYoutubeだったそう!
しかし、存在を知ってから栽培し、出荷ができるようになるまでには6年もの歳月がかかったそうです。フィンガーライムのツルにはトゲがあるので、収穫にも一苦労。
それでも梶谷農園の方はYoutubeを見た時の一目惚れと「作らないけん!」という思いから諦めることなく、栽培し出荷まで辿り着いたんです。
フィンガーライムのお値段は一本300~500円で1kgでの購入は3~5万円となります。
スーパーなどではまだ販売されていないようですが、ゆくゆくは一般家庭の食卓にも並ぶようになるかもしれません。
最近は、愛媛県内のフレンチレストランで使われていることもあり、松山市の「pastosita(パストジータ)」というお店で提供されていたようです。
パストジータは、月ごとにメニューが変わるので、またメニューに加わるかも♪
育ててみたい!という方は、「マルシェ青空」というインターネット通販で種が購入できます。
発芽率は90%と高く、春・夏にかけての栽培がオススメです。
冬場は枯れますが、根が腐っていなければ春頃にまた芽がでる強い生命力をもっているんだそうです。5粒で2,300円と少し高めですが、誰でもチャレンジできますよ!
まとめ
普段の食事のアクセントとしても使えるフィンガーライム。
不思議な見た目で、食べてみたくなりますよね。
まずは八幡浜市で広がり、愛媛県の名産の1つとなってほしいです♪
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