先月、伊予鉄道の路面電車、通称「市内電車」に二人の女性運転士がデビューしましたね!
これは戦後初のことだそうですよ!
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先月、伊予鉄道の路面電車、通称「市内電車」に二人の女性運転士がデビューしましたね!
これは戦後初のことだそうですよ!
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松山市民の、また松山を訪れる観光客の足としてお馴染みの市内電車ですが、その運転士に女性を登用すると発表されたのが今年の1月。
それから厳しい訓練を受け、試験に合格した女性2名がついに戦後初の女性運転士としてデビューしました。
皆さんもこれまで男性の独壇場だった職種に、少しずつ女性が進出してきているのを感じることはありませんか?
今回の女性運転士の復活もそうですが、トラックやタクシーの運転手さんを始め、各私鉄の運転手さん、バスやSL運転士など、運輸・交通系の男性社会にもその風は確実に吹き始めています。
以前観光で訪れた金沢で、街中を周遊するバスに乗車したところ、どうやらその市内観光周遊バスの運転士は全員女性なのだと聞きました。
絶えず観光地の案内や説明をしながらバスを動かし、明るくはきはきとした接客、観光客が声をかけやすい雰囲気。
女性ならではの特色を活かした雇用が確保されている、とてもいいサービスだなぁと強く印象に残りました。
時間に厳格な日本の交通では、定時運行がとても重要。
中には男性運転士が時間を守るために集中している様子が少し怖いと感じて声を掛けることをためらう乗客もいて、そういう人たちにとっては柔和な雰囲気の女性の方が声をかけやすいのかもしれませんね。
観光客がメインの周遊バスには、おもてなしや親しみをより前面に打ち出したいという狙いがあり、そこにうまく女性運転士がはまったのでしょう。
市内電車は松山を訪れる観光客にとっても貴重な交通手段。
今回新たに女性運転士が生まれたことで、市内電車においても、これまで以上にきめ細やかで温もりのある交通サービスが期待できそうです。
これからますます活躍が期待されている女性運転士。
でも、業務における体力的なハンデをカバーしながら頑張らなくてはならないためか、結婚・出産により一度職を離れてしまうと復職率はあまり高くはないんだそう。
しかし県外では近年、企業側の改善努力により復職する女性は増えてきているんです。
愛媛でも長く働ける環境がしっかりと整えて、女性運転士さんたちがますます活躍できるといいですよね。
女性運転士たちの爽やかで、はつらつとした笑顔を見ると、つられて笑顔になってしまいそうですよね。
彼女たちが運んでくる新しい風が、松山市をはじめ、愛媛全体をもっと輝かせてくれるような気がします。
まだ実際に見かけたことはないのですが、私も一市民として応援したいと思います。
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