晴天に恵まれたゴールデンウィークも終わりましたね。
今月は端午の節句があるということで、食いしん坊にとっては柏餅の季節。
ということで今回は、松山市内の和菓子店の柏餅をいくつか食べ比べてみました!
柏餅好きな方は必見ですよ!
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晴天に恵まれたゴールデンウィークも終わりましたね。
今月は端午の節句があるということで、食いしん坊にとっては柏餅の季節。
ということで今回は、松山市内の和菓子店の柏餅をいくつか食べ比べてみました!
柏餅好きな方は必見ですよ!
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目 次
まず愛媛県の一般的な柏餅は、四国以外の柏餅とは大きく異なる点があります。
それは餅を包む「葉」。
一般的に柏餅は柏の木の葉で包まれています。
小さい頃から見慣れているので柏の葉で包まれていると信じて疑うことがなかったのですが、実は四国の柏餅には「サルトリイバラ(別名サンキライ)」という樹木の葉が使われているんだそう。
四国には柏の木が自生している地域がごくわずかしかないことが理由ではないかと言われています。
出典:サルトリイバラ
松山で生まれ育った人ならばサルトリイバラに包まれた柏餅こそが柏餅だと思ってしまうのではないでしょうか。
柏の葉の違い、皆さんはお気づきでしたか?
それでは松山市内の柏餅をご紹介します。
今回は城北方面を中心に、西岡菓子舗・白石本舗・林仙堂と、地元でも人気の和菓子店の柏餅を購入しました。
同じ柏餅でも、大きさや餅の包み方、餡などにそれぞれ個性があります。
サルトリイバラの葉で包まれた愛媛風の柏餅ではなく、本物の柏の葉を使って柏餅を作っているお店もありました。
お餅の大きさは西岡菓子舗・林仙堂・白石本舗の順で大きく、価格は林仙堂(130円)・白石本舗(210円)・西岡菓子舗(270円)となっています。
林仙堂は「逆みたらし」という手でつまんで食べられるみたらし団子などでも有名。そのためお団子のファンも多いお店です。
こちらの柏餅は餡が多めのバランスです。
餡を薄く透けるようにお餅が包んでして、あんこ好きで甘い餡をしっかり味わいたい人にぴったり。
食べやすい大きさと130円というリーズナブルな価格も高ポイントですね。
白石本舗は醤油餅が人気のお店。
あえて正統派の柏の葉を使っているところにお店のこだわりを感じますね。
醤油餅が評判なだけあり、3つの中で最ももっちりとしたお餅の食感と塩味が餡の甘さを引き立てており、柏餅はここでなくてはという声も聞きます。
また、ほろ苦いヨモギの柏餅は甘いものがあまり得意でない人でもおいしく食べられそうです。
一般的な柏餅のシーズンは5月ですが、白石本舗では7月まで販売しています。
最後は道後にある西岡菓子舗。
皇室ゆかりの「つるの子」という銘菓が有名なお店です。
静かな住宅街の中に佇む風雅な店構えで、お茶会用の生菓子など洗練された和菓子が多いため、柏餅も小ぶりで上品な形をしています。
餡の色は最も淡く口当たりもなめらかで、お餅とのバランスがとても良い柏餅でした。
お値段は少々張りますが、厳選された素材で丁寧に作られた柏餅を楽しめます。
こちらはヨモギ餅はなく白餅のみの販売です。
一口に柏餅といっても、地方での違いやお店独自のこだわりや味の違いがあるんですね。
シンプルであるがゆえの奥深さも感じました。
今回は松山市でも城北方面の和菓子屋さんをご紹介しましたが、市内には多くの和菓子店があります。
ぜひ皆さんも松山の和菓子屋さんに立ち寄って、そのお店ならではの柏餅の美味しさを発見してみて下さいね!
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