日本酒は何からできているのか知っていますか?
そう、「お米」が主な原材料です。そのお米の中でもお酒造りに適したお米があり、「酒造好適米」と言います。
愛媛で初めて酒造好適米になった「しずく媛」についてご紹介をします。
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日本酒は何からできているのか知っていますか?
そう、「お米」が主な原材料です。そのお米の中でもお酒造りに適したお米があり、「酒造好適米」と言います。
愛媛で初めて酒造好適米になった「しずく媛」についてご紹介をします。
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お米には普段私たちがごはんとして食べる「コシヒカリ」や「ササニシキ」などいろいろな種類がありますね。
お酒造りにも適したお米があり、その種類もいろいろとあるんです。
酒造好適米としてよく知られているのは「山田錦」ですが、他にも長野の「美山錦」や新潟の「五百万石」など、それぞれの地域や県で開発して作られたお米もあります。
愛媛ではお酒造りに古くから「松山三井」という種類のお米が使われてきました。
当初は普通の食用として松山三井は作られましたが、お酒造りにも合うということで今も酒造に使われています。
松山三井は準酒造好適米という扱いですが、さらにお酒に合うお米をということで愛媛県の農業試験場で試行錯誤の上に作られたのが「しずく媛」なんです!
しずく媛は松山三井をもとにして作られました。
松山三井よりも大粒で給水率が高く、たんぱく質が少ないお米で、おいしいお酒ができるそう♪
その名前は米からおいしい「滴(しずく)」が生まれるという意味と愛媛の「媛」から名付けられたそうです。
2007年よりしずく媛の栽培は始まり、2011年には愛媛県内で22ヘクタール栽培されています。
この酒造好適米のしずく媛を使って作ったお酒の名前も「しずく媛」で統一されているんです。
そのラベルやデザインも統一されているそうですよ。
このブランド名が使えるのはしずく媛のお米を100パーセント使って純米を作り、精米歩合は60%以下であると決められています。
愛媛の蔵元では22社もがしずく媛を使って、「しずく媛」のお酒を造っています♪
その味わいは香り豊かで旨みも強くやわらかい酒質であると評判です♪
2011年から、酒どころとしても有名な高知県でもしずく媛を使用する蔵元が出てきました。
美丈夫というお酒のしずく媛バージョンだそうです。
もともと松山三井バージョンがあったのが、しずく媛ができてからグレードアップされたのだとか。
これからも、しずく媛の魅力が愛媛県内だけでなく、全国に伝わっていったらうれしいですね♪
しずく媛を使ったお酒は純米吟醸・純米大吟醸の部にて、全国第一位にも輝いていて、その実力は確かなものです。
だから、愛媛県内の各蔵元は競ってしずく媛の使用をしているんですね。
あなたも愛媛県初の酒造好適米しずく媛を使用した日本酒の味を自分の舌で確かめてみませんか?
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