もはや全国区となった今治のソウルフード、今治焼き鳥は、串に刺さず、傾斜のついた鉄板の上でコテや重しをのせて押さえながら焼き上げるスタイルです。
この今治焼き鳥、炭火で焼く一般的な焼鳥に比べて油が落ちず、自身の皮の脂で焼ける効果もあって、肉はジューシーで皮はパリパリな食感に仕上がります。
「皮」に始まり、締めには「せんざんき」と呼ばれる鶏の唐揚げに終わる、今治流の焼き鳥を堪能してみませんか?
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もはや全国区となった今治のソウルフード、今治焼き鳥は、串に刺さず、傾斜のついた鉄板の上でコテや重しをのせて押さえながら焼き上げるスタイルです。
この今治焼き鳥、炭火で焼く一般的な焼鳥に比べて油が落ちず、自身の皮の脂で焼ける効果もあって、肉はジューシーで皮はパリパリな食感に仕上がります。
「皮」に始まり、締めには「せんざんき」と呼ばれる鶏の唐揚げに終わる、今治流の焼き鳥を堪能してみませんか?
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いかにも職人気質風の大将がカウンターから出迎えてくれます。
注文は皮が自動的にオーダーが通ります。やはり今治焼き鳥のソウル継承店、皮を頼まないなんてありえないんでしょうね。それ以外は伝票に注文を自分で記入して渡すスタイルです。
大将の威勢のある大きな声で店は活気づいています。その声で店員さんに指示する姿は、ピンと空気を張り詰めたような“程よい緊張感”をもたらし、老舗看板を守っている姿勢を感じさせてくれます。
大将の手はとまりません。忙しそうに調理しながらも席をくまなく観察し、テキパキと指示する姿は、お客さんに良いものをベストな状態で食していただきたいとの大将の心意気が感じられます。
また、店内にいるお客さんへの気遣いや、子供たちに「美味しか!?」と声をかける姿に優しさを感じます。
カウンターの席は効率の良い大将の職人技を目の前で見る事ができますので、こちらの席に進められたらラッキーだと思ってください。
最初に出される「皮」は甘いタレがよく絡み、食が進みます。玉葱スライスを載せてポン酢でさっぱりと味わう「せせり」や、鶏ミンチにネギなどを混ぜてレンコンに挟んだ「れんこん」なども食感を楽しめて絶品。
何を注文しても自信持って出される品々は、どれも外れがなく、絶妙な美味しさです。
また、かなり脂を含む煙を出す商売なのに清潔感あふれる厨房は、手抜きをしない大将の“プロとしての姿勢”と“清い心”を感じさせてくれますよ。
常連さんも多く、人気店ですぐに満席になります。行かれるなら早めの時間で行かれることをおススメします。
こちらは、“流儀にこだわらない”、“緊張しなくても良い”、がコンセプトの焼き鳥屋です。
先ほど紹介させていただいた「世渡」さんとは正反対のスタイルの焼き鳥屋さんだと言えるかもしれません。
入口の前にバイクが置かれていて、インテリアに鉄が使われていたりと、黒っぽいモダンなイメージの座敷が脇にあり、いかにも今風な店構えで、ちょっとしたバーの雰囲気を持っています。
従来のやきとり店とは一線を画する佇まいです。一見すると、客層は20代半ばから30代半ばくらいの少し大人なアラサー世代が多く、店内は落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと呑みたくなるお店です。
こちらの「きく鳥」さん、刺身系のメニューが豊富です。
「刺身の盛り合わせ」は、砂ズリやハツ、キモ、モモ、ササミなどがきれいに盛られており目で楽しむ事ができます。こちらの焼き鳥屋さん、その他の盛り付けも綺麗で思わず写真に撮りたくなるほどなんです。
生独特の臭みなどは一切ない新鮮さと、肉の甘みが感じられる旨味に驚くこと間違いなしです。
鶏の生ハムのカルパッチョも絶品で、香ばしい燻製の香りが良いアクセントをもたらしていますよ。
こちらの「きく鳥」さんのタレも甘めですが、さっぱりした感じで、ボリュームがある「皮」もあっという間に平らげてしまうでしょう。上にかかったネギも新鮮で風味が良く、食欲がそそられること間違いなし!
ちなみに焼き鳥だけでなく、ラーメンもあります。透き通った鶏がらダシにストレート麺。昔懐かしい中華そばといった感じで、こちらもおいしくいただけるはずですよ。
今回は今治駅に近い市内中心部にある、老舗看板を継承した店と流儀にこだわらない新しい店、正反対ともいえるタイプの違う焼き鳥屋さんを紹介しました。
共にランキングベスト1・2を争う人気店です。
まだこちらの店に行かれた事のない方はぜひ足を運んでみてくださいね。きっと今治焼き鳥の魅力にはまりますよ。
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