同じ県なのに方言はまったく違う♪
1県で三度おいしい(本当は地域によってもっといろいろ?)愛媛県の方言。
今回は伊予弁と西条弁についてご紹介させていただきます!
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伊予弁の二大特徴は「~んよ」と「~けん」
まずは、中予を中心とする方言「伊予弁」は、「~んよ」と「~けん」が語尾につくのが最大の特徴。
今は使われてない言葉で有名な伊予弁には「~ぞなもし」があるけれど、テレビや小説以外では見たことも聞いたこともございません。
現在でもつかわれている伊予弁といえば「そうなんよ!」とか「ほやけんよ~」ですね。
西条弁の「あんの~え」
西条弁で一番独特な言い回しと言えば、「あんの~え」。
しゃべるとわかるんですが、文字で見ると「なんのことだか?」ですよね。
これは「あのね」という意味合いで使われです。
派生として「そんでの~え(それでね)」などに変化することも。
女子が言うと意外にかわいい言葉です♡
ちょっと怒ってる!?生意気方言
割りとほんわかとした伊予弁ですが、比較的若い人が使う伊予弁には、「~やんか(じゃないですか)」があります。
気軽に日常的に使う言葉なのですが、南予育ちの父には生意気に聞こえるらしく「なんぞその言い方は」とよく怒られました(笑)
西条弁では語尾に「~こんかい」とつける場合があります。「行ってこんかい(行って来たらいいよ)」、「それまくってこんかい(捨ててきてちょうだい)」と。
言い方も割とぞんざいな印象を受けるため、県外の方からするとちょっと怒られた気分になるかもしれません。
「どくれる」ってどういう意味?
「何どくれとんで」と友人に言われたとき、「えっなに?どくれとんで?って?」と思ったことがありました。
西条方面では「拗ねる」とか「気分を損ねる」ことを「どくれる」というんです。
調べると、香川や高松でもそういう言い方をするらしく、やっぱり近い地域の影響を受けるものなんですね。
まとめ
東予はだんじり祭りや新居浜太鼓祭りが盛んで、お祭り気質だからか、大きな声でハキハキとキッパリした物言いをする感じです。
のんびりしている南予や中予とはそのイントネーションが大きな違いといえるでしょう。
話していると、若干、徳島に近い感じを受けます。南予の方言が、高知に近い感じ。
中予はまたどちらとも違っています。
私個人の見解としては、言葉のみでいうと大分が似てます。(発音が若干異なりますが)
愛媛県の方言、ひとつの県でも大きく3種類の特色があるのは割とおもしろいですね♡
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