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人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」でも人気のコーナーである「DASH島」!
愛媛近郊にお住まいの皆さんは、このDASH島が愛媛のとある無人島であるということはご存じの方も多いのではないでしょうか。
2012年からスタートした企画で、無人島を開拓して島内に「小さな国」を作り出す番組でみなさんも知ってますよね!?
今回はそんなDASH島について深掘りしてみようと思いますよ〜!!!!
DASH島とは
DASH島は2012年9月16日放送分より新たにスタートした企画です。
TOKIOのメンバーがこれまでの番組内で身につけた知識や技術などを生かし、「無人島に小さな日本を作る」というコンセプトのもと島の開拓を行っています。
2021年にはTOKIOの長瀬智也さんがジャニーズ事務所退社に伴って最後のDASH島に出演しました。
現在はTOKIOの城島さんや若手ジャニーズたちがよくDASH島に出演していますよね?
あらすじ
2012年の夏にTOKIOが初めて島に上陸し、まずは島の探索から始まりました。現在は無人島となっていますが、かつては人がこの地で生活していたと思わせる建造物や運搬施設の跡をこのときメンバーは発見しています。
このことより、この島は人が住める島であると判断し、開拓がはじまりました。
開拓の拠点地として「舟屋」の建設を決定したメンバーは、さっそく材料集めに奔走します。できる限り島内のものを使って開拓を行うという趣旨のため、島内で手に入れた材料を舟屋建設予定地まで運ぶ必要がありました。
しかしこの運搬作業をすべて人力で行うことは大変な重労働だったため、運搬用トロッコの建設を計画します。初上陸から約5ヶ月の時を経て全長500メートルの線路を完成させ、トロッコという運搬方法を手に入れたのです。
その後、拠点地である「舟屋」の建設が始まりました。
まずは建物の土台として4ヶ月半かけて石垣を建設しました。この土台の上に約1年半の年月をかけて、1階が船着き場、2階が住居や物置スペースを確保する、2階建ての立派な舟屋が建てられました。
舟屋の建設と並行して行われたのは、人の生活に欠かせない水の確保でした。森の中に古井戸を発見していましたが、長い間放置されていたためすぐに飲用水として利用できるものではなく、10ヶ月かけてなんとか煮沸して飲めるレベルまで修復しました。
しかしこの井戸があるのは舟屋とは遠く離れた森の中。
舟屋まで水を運ぶため、水路建設も新たに始まりました。この水路建設は2016年9月4日放送分もいまだ継続しています。
また、番組内では島で採れた植物などを利用し、食料としてたびたび調理する姿も放送されています。
現在は漂流したカボチャの種を育てていたり、森の果物を収穫しています。
これからもDASH村の発展から目が離せませんね!
由利島の歴史
実は由利と、トロッコの線路や森の中を走る水路なども確認することができます。
愛媛県松山市の北西20kmの沖に浮かぶこの島は、大由利と小由利と呼ばれる2つの島が砂洲でつながった形状をしており、周囲約4kmの小さな島です。
現在は無人島となっている由利島ですが、以前は人が住んでいた島です。かつて由利島に住んでいた人々は、この島から約8kmの距離にある二神島から一時的に移住し、イワシ漁やみかん栽培などを行っていました。
二神島でも漁を行っている人は多くいましたが、戦時中になると軍への食料提供も行わなければならず、漁だけでは生活が苦しかったといいます。
二神島も離島の一つで、すでに開拓しつくされていたため土地がなく、空いている土地を求めて由利島へと移り開拓を行ったようです。由利島をはじめとする離島には、本島(本州)を守るという使命があり軍人も多く移り住んでいました。
由利島に移り住んだ人々は、開拓した土地で芋や麦を作って食料として軍人へ提供し、軍が所有していた発電施設から電気を供給してもらうという持ちつ持たれつの関係だったようです。
やがて戦争が終わり、軍人が引き上げた由利島には再び電気のない暮らしが戻ってきました。また食糧難も解消されつつあり、開拓の必要がなくなったため昭和35年くらいから由利島に住む人が減っていったようです。
イワシの漁獲量も段々減り、島に残った人々はみかん栽培で生計を立てていましたが、供給過多によってみかんの値段が下がってきたこともあり、ついに人がいなくなってしまったようです。
まとめ
由利島とは戦争による食糧難を解消するために人々が移り住んだ島だったんです・・・
しかし長期的に住むことは想定されておらず、当時の人々は苦労が絶えなかったそうです。
こうした背景を持つ由利島を、TOKIOのメンバーはどれだけ開拓できるのでしょうか? 今後もテレビを通して見守って行けたら良いですね!!
これで百利島を知るきっかけにもなれば愛媛の人も嬉しいですね!