伊予郡松前町にある山陽物産株式会社が、古米や砕米を配合したホテルアメニティー商品を発売しました♪
商品の一つである歯ブラシは、従来品に比べプラスチックの使用量を半減することに成功しています。
※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。
脱プラスチック化に貢献する、お米からつくられた歯ブラシ
出典:バイオマスシリーズ
山陽物産が発表した新商品の歯ブラシは、食用に適さない古米や砕米を重量比で約35%配合。使用するプラスチックの量を、約半分にまで減らしているんです!
生物由来資源を活用し、環境に配慮された商品に与えられる「バイオマスマーク」も取得しています。
出典:環境製品
価格は従来品とほとんど変わらないということで、今後取り入れるホテルが多くなることが期待できますね!
山陽物産のホテルアメニティ商品「バイオマスシリーズ」
ホテルに置かれる歯ブラシや櫛、カミソリは基本的にプラスチックの使い捨て商品。
同社では脱プラスチックの流れに沿って環境に配慮した商品を開発しようと試みた結果、生物由来資源(バイオマス)を使用した「バイオマスシリーズ」が生まれました。
歯ブラシの他には、同じくお米を使用したヘアブラシや、とうもろこし(コーンスターチ)を使用したシャワーキャップもあります!
バイオマス素材を配合したアメニティーのシリーズ化は、業界初とのこと!
2月に出展した展示会でも好評を得ており、全国のホテルや旅館に提案していく予定なんだそうですよ。
山陽物産株式会社について
出典:山陽物産株式会社
同社は1992年設立。ホテルアメニティー全般の企画・製造・販売を一貫して手掛ける会社で、全国シェアは約15%にのぼります。
和紙を使用したパッケージデザインや、女性用フェイスマスクなどとてもオシャレなホテルアメニティは、多くの道後温泉ホテル・旅館や全国の宿泊施設で使用されており、皆さんもどこかで目にしているかもしれません。
同社はこうした商品開発と同時に、100%植物由来の容器の使用や紙の成分を配合した包装など、脱プラスチック化に積極的に取り組んでいる企業なのです。
まとめ
7月からレジ袋の有料化も始まり、様々な業界で海洋プラスチックごみ問題に対する動きがすすむ昨今。
SDGs(持続可能な開発目標)の考えに賛同する今回の山陽物産も、プラスチック使用量を削減した商品開発に成功したということで、愛媛の企業がホテルアメニティ業界のプラスティック事情に一石を投じた嬉しいニュースでした!
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