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寒い寒い冬。足先や指先に冷えを感じられるようになりました。心が温まるスイーツがあれば試したいところです。
冬の和スイーツのひとつ「ぜんざい」は、日本発祥の歴史ある食べ物。寒い時期に食べる焼きたてのお餅って格別ですよね。このコラムでは美味しい「ぜんざい」を食べられるお店とお餅にまつわるお話を紹介しています。おもち好きの方は必見です♪
おもちの”形”
おもちの形にはちゃんと意味がありました。西日本では「角が立たずに円満に過ごせるように」という意味が込められたもので、「丸餅」が一般的。京都では具に使う野菜も丸く切るほど、「丸」に強く拘りがあります。一方、東日本では「角餅」が主流です。理由は江戸時代に人口が増えたため、一度に沢山の量が作られるからでした。江戸は武家文化が根付いており、武士が戦う前に縁起を担ぐためにお餅を四角に切っていたことからも影響しています。大きくわけて西日本と東日本で違いのある形ですが、岐阜県と滋賀県を境に食べ方の違いがあると言われています。場所はちょうど関ヶ原のあたりでした。
ダイエット良い？！餅の食べ方
弾力のあるお餅は、噛み応えもあるので、食べ終えると「あー食べた」という満足感が得られます。さらに腹もちが良いので、お餅は余計な間食を防ぎます。お菓子を食べたりするよりは良いのではないでしょうか。もちろん！蜜がついたものはその分カロリーが高いので、バクバク食べないように注意してくださいね。
炭水化物がお米より25％増し
炭水化物を摂取すると糖分に代わり、糖分が増えると血糖値もその分上昇するので、満腹感を感じやすくなります。
◆”アミロペクチン”が多い
お米はもち米からできていますが、もち米には「アミロペクチン」というデンプンが多く含まれています。アミロペクチンは粘り気があり、消化酵素での分解できにくいのが特徴。その結果、消化されずにお腹に溜まりやすい状態になり、長時間お腹に残ることになります。このことからお餅は腹もちが良いと言われています。ダイエット効果を狙うなら食べる数に注意です！
◆餅のカロリー
切餅は２個で90g～100gです。丸餅は少し小さいので３個で100g。カロリーは100gで約227gですので、ごはんで考えると軽くよそった量100gで168㎉です。だいたいになりますが、切り餅１個もしくは丸餅１個と半分食べるとお茶碗半分食べたことになります。平気で２、３個食べてしまうとお茶碗１杯を超えてしまうのでカロリーが高くなるので、ぜんざいを食べた日はその日食べるごはんの量を調整するようにしてくださいね。
次に愛媛県東予市にある、ぜんざいが美味しいお店をご紹介します。
赤いのれんが印象的「古民家カフェ茜（あかね）」
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松山市からと東温市に向かうと左手にあります。古民家をリフォームした佇まいは懐かしさを感じさせる店内。冷えた身体を温めるぜんざいは、小さな七輪にぷくっとしたおもちが３個、ぜんざいとお茶、塩昆布がついています。火をつけた七輪にお餅をのせて、焦げないように膨れるまで焼き続けると美味しそうなお餅のできあがり♪目を離すと焦げてしまうので、慎重に慎重に・・。焼きあがったらぜんざいの中へ！赤いのれんをくぐると、広い座敷と山々を感じる景色にきっと癒されますよ。
こちらのお店は夏には冷たいかき氷が人気で、特に白イチゴのかき氷という珍しいものもありました。今からの季節はちょっと寒いかもしれませんが、縁側で食べることもできるので、寒い中ぜんざいを味わいたい方はぜひ利用してみてください。ちなみにそのテラス席はわんちゃん歓迎です♪懐かしさと美味しさを感じたいのなら、ぜひ古民家カフェ茜を覗いてみてください！
▼古民家カフェ茜
住所：愛媛県東温市北野田389-1
営業時間：11:00 -17:00（ラストオーダー 16:30）※第１.３月曜日、毎週火曜日お休みです。
駐車場：6台
電話番号：080-4033-7637
ぜんざいでほっと一息
このコラムではお餅にまつわる話と「古民家カフェ茜」を紹介しました。みなさんは普段どんな形のお餅を選ばれていますか？もしかすると、スーパーで手軽に手に入るので、愛媛にお住まいの方も四角いおもちを食べる方もいらっしゃるかもしれませんね。昔は意味があって丸や四角のお餅が食べられ、東日本と西日本でお餅の形も違いました。
お伝えしようにぜんざいに入れるお餅は格別においしいので、この機会にぜひ紹介した「古民家カフェ茜」に訪れてみてください。ダイエット効果を感じたいのなら食べる数に注意ですが、間食を減らすこともできるかもしれませんよ！ぜひ一度試してみてくださいね。今年も寒い冬を乗り切りましょう。
◆参考サイト
