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愛媛県で有名な練り物と言えば「じゃこ天」ですよね。
でも、もう一つ忘れてはならない練り物が「あげ巻」なんです。
じゃこ天より美味しい？宇和島名物「あげ巻」
「あげ巻」は、油揚げでかまぼこを巻いたものを蒸して作られた練り物です。
高級かまぼこに使用される魚「エソ」が使われていることが多く、プリッとした食感と深い旨味が楽しめますよ。
1本1,000円代と、高価であることから愛媛でも「あげまき=お正月(特別な日)に食べる高級品」というイメージを持っている方が多いようです。
伊達巻の代わりにお節に入れる家庭もあります。
どうやって食べる？
あげ巻は、輪切りにしてそのままお刺身で食べるのがスタンダード。
わさび醤油や生姜醤油をつけることもあります。日本酒にとっても合いそうですよね。
トースターやグリルで焼き目をつけたり、柚子胡椒をのせるアレンジを楽しんでいる方もいるようです。
また、お吸い物などの具材にも最適。薄く輪切りにしたあげ巻をいれるだけで、主役級に豪華な汁物が出来上がります。
お揚げの油と練り物のうま味が染み出すので、味も良くなるそうですよ。
南予エリアで根強い人気！
とても美味しいあげ巻ですが、愛媛でも宇和島市を中心とした南予エリアで食べられていて、中・東予エリアでは存在を知らないひとも多いんです。
しかし、南予ではとても根強い人気があり、県外に引っ越してあげ巻が恋しくなってしまう方も多いんだそう。
秘密のケンミンSHOWなどでじゃこ天がフィーチャーされると、「あげ巻きのほうが美味しいのにっ……！」とモヤモヤすることもあるみたいです。
あげ巻が美味しいかまぼこ店は？
あげ巻きは、県内のいろんなかまぼこ店で作られています。
それぞれに特色があって、どれも美味しさが違いますが、安岡蒲鉾、河内屋蒲鉾は地元の方にも特に人気のようです。
ここでは、あげ巻きを通販で購入できるかまぼこ店をご紹介します。
河内屋蒲鉾
出典:購入について – 河内屋蒲鉾 | 宇和島 かまぼこ じゃこ天
愛媛県宇和島市高串に本社工場を置く「河内屋蒲鉾 」。
創業はなんと嘉永元年！1個290gのボリューム感あるあげ巻きを作っています。
通販のほか、宇和島市弁天町のきさいや広場でも商品が取り扱われていますよ。
■あげ巻1本の価格(税込)：990円
田中蒲鉾店
材料となる魚をさばく工程から手作業で行う「田中蒲鉾店」。
切り取ったうす揚の端を広げ、丁寧に空気を抜きながらすり身を巻いています。
まさに、熟練の技が作り上げたあげ巻です。
■あげ巻1本の価格(税込)：1,134円
安岡蒲鉾
出典:※あげ巻 大 | 宇和島 安岡蒲鉾 【オフィシャル】オンラインショッピングサイト
宇和海で採れた鮮度抜群のエソとグチを使用している「安岡蒲鉾」。
丁寧に魚の身を石うすで練った昔ながらの製法で作られるあげ巻きは、全国蒲鉾品評会で賞を獲得しています。
2020年8月10日まで、お得な送料400円引きキャンペーンも。
■あげ巻1本の価格(税込)：大993円、小648円
谷本蒲鉾店
「びり鯛の～かまぼこが～♪」のCMソングでおなじみ「谷本蒲鉾店」。
エソのすり身を使用した旨たっぷりのあげ巻は、冷蔵で長期保存(14日間)できます。
お土産にも最適ですね。
■あげ巻1本の価格(税込)：1,124円
伊予蒲鉾
愛媛県西予市宇和町に本社を置く「伊予蒲鉾」。
あげ巻は栄誉大賞を受賞した確かな逸品。
無でんぷんのすり身を使用しており、魚の風味を存分に楽しめます。
■あげ巻1本の価格(税込)：880円
島原かまぼこ
でんとうの宇和島かまぼこを現代に継承する「島原かまぼこ」。
職人の手作業によるあげ巻きは、大とミニサイズがあります。
一人用やお試し用にまずミニサイズを買ってみてもいいかもしれませんね。
■あげ巻1本の価格(税込)：大1,188円、ミニ605円
まとめ
今回は愛媛県南予で人気の「あげ巻」をご紹介しました。
晩御飯のおかずやお酒のアテにもなる万能なあげ巻は、冷蔵でだいたい10日ほど日持ちする商品がほとんど。お土産にもおすすめです。
松山空港などでも買えるので、愛媛を訪れる際にはぜひ買って帰ってみてくださいね。
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