「いもたき」は愛媛県人には身近な催しで、秋の夜長に月見を兼ねて、河原などの屋外で里芋や野菜を煮込み、その鍋を囲み宴会をします。
会社やサークル仲間、家族や友達といった大人数で食べるいもたきは、愛媛県の秋の風物詩となっていますよね。
秋の時期には欠かせないいもたきですが、四国でいもたきが行われるのは愛媛県だけというのはご存じでしたか?
愛媛県のいもたきは地域によって味付けや具材も違い、地元ならではの特徴があります。その中でも代表的な4カ所をご紹介します。
グルメ 愛媛のご当地
8992view
「いもたき」は愛媛県人には身近な催しで、秋の夜長に月見を兼ねて、河原などの屋外で里芋や野菜を煮込み、その鍋を囲み宴会をします。
会社やサークル仲間、家族や友達といった大人数で食べるいもたきは、愛媛県の秋の風物詩となっていますよね。
秋の時期には欠かせないいもたきですが、四国でいもたきが行われるのは愛媛県だけというのはご存じでしたか?
愛媛県のいもたきは地域によって味付けや具材も違い、地元ならではの特徴があります。その中でも代表的な4カ所をご紹介します。
※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。
大洲インターチェンジから車で10分のところにある如法寺河原のいもたきは、8月下旬~10月下旬に行われます。
時間は夕方~22時。料金は1人前2000円~です。いもたきの発祥の地としても有名な大洲のいもたきは、300年の歴史があり、大洲産の里芋はスーパーでも高値で売られているブランド品なんです。
毎年いもたき開催の初日には「初煮会」が行われ、大きな鍋で炊かれたいもたきは無料で振るわれるそうです。伝統の味を一度は食べてみたいですよね。
このいもたきを体験してみたいという方のために、お鍋ひとつで作れるいもたきセットの通信販売もあります。お値段は4〜5人前のセットで3980円(送料込)。
また大洲では特産品の里芋を年中食べてもらえるように、「さといもカレー」や「大洲コロッケ」を販売しており、里芋の美味しさをアピールしているんです。
伊予市のいもたきは、伊予インターチェンジから車で5分のところにある、五色姫海浜公園で行われます。
2016年は9月5日~10月8日で行われ、時間は17時~21時。料金は1人前予約で1500円、当日は1700円です。
会場である五色浜の五色とは源平合戦の時代に平家の5人の姫が身を投げて五色の石になったという由来があり、その五人の姫にちなみ五色のかまぼこが使用されているのが特徴です。
地元の削り班を使ったあっさり味のいもたきは、飽きることなくお腹いっぱい食べられそうですよね。
イベントとして毎週日曜日には豪華賞品が当たる抽選会が行われています。
出会いのいもたきは、9月9日~10月15日まで行われ、時間は18時~21時半までで、料金は1人前予約で1800円、当日2000円。
昭和59年から行われており、松山市内中心部からも近く無料駐車場もあるので松山の秋のイベントとしてとても多くの人が集まる、伝統的ともいえるいもたきなんです。
特長は伊予「名産花かつを」と昆布でとったコクのあるだし汁と、タコをはじめ野菜もたっぷり12種類あり、松山市郊外の農家から直接仕入れている里芋はとても新鮮です。
イベントとして9月17日(土)には「沖縄琉球太古の演奏」や「松山千春ものまねショー」が行われます。
JR予讃線「伊予西条駅」下車、車で約10分のところにある加茂川河川敷広場のいもたきは、8月10日~10月9日まで行われ、時間は17時~21時。料金は1人前予約で1300円、当日1500円と格安で楽しめます。
昭和47年から30年にわたり愛されている西条のいもたきは、規模が県下一で、1日に1500人もの入場者があったほどの人気スポット。
現在は西条市の3カ所で行われていますが、そのなかでもトリム公園は、加茂川の流れもゆるやかで風もあまりない場所という好条件に位置していることもあり、毎年多くの人でにぎわっているんです。
秘伝のダシは親鳥からとられた飽きのこないあっさり味で、他の食材には西条市の名水百選に選ばれた「うちぬき」で育てられた11種類の具材が使用されていて、トリ貝が入っているのが特徴です。
駐車場には車が400台置けるので、市外・県外から車で来ても大丈夫ですね。
河原の涼しい風を感じながら秋の夜長を過ごすのにぴったりないもたき。
地元以外の味も楽しんでみてはいかがでしょうか。
この記事が気に入ったらいいね!しよう
DO?GO!愛媛の最新記事をお届けします