コロナウイルス対策による休校で、中止や縮小になった学校も多い2020年の卒業式。
一生の思い出となる卒業式ができないことは残念ですが、仲間と通った学校の思い出は何物にも代えられません。
「こんなこともあったねえ~」と話し合う機会になればと思い、大人も子供も懐かしい気持ちになれる「愛媛の学校あるある」をまとめてみました。
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目 次
図工の授業で使う「はしペン」
小学中学校の図画工作で使ったあの「はしペン絵の具」。愛媛以外のところでは「知らない!」という人が多いんです。
付属の竹でできたペンや、割り箸の先を削ったものに絵具を付けてクロッキーをしましたよね。
実はこの商品、大手文具メーカー「サクラクレパス」さんが出しているものなんですよ。それなのに、愛媛以外ではあまり使われていないなんて……不思議です。
学習発表会でつかう「とりのこ用紙」
「とりのこ用紙」は愛媛県や香川県など一部地域での独自の呼び方。全国的には「模造紙」と呼ばれています。
聞けば「なるほど……」とは思いますが、小さい頃から親しんできたので、「一般的な呼び方じゃないの!?」と驚いちゃいますよね。
由来には諸説ありますが、和紙の一種「鳥の子紙」に対して「洋紙」であることを表したという説が最も有力なようです。
国語の宿題といえば「もじのけいこ」
出典:懐かしのノート | osamuchin’s self-satisfaction
小学校の宿題でつかった「もじのけいこ」。
書くことに飽きて逆さから書いたりした記憶があります……。実はこれが使われているのも一部の地域に限定されているんですって。
県外で学生時代の思い出を話していると、もじのけいこを知っている人がいないので驚いたという方もいるようです。
時間割を書く「あゆみ」
出典:懐かしのノート | osamuchin’s self-satisfaction
愛媛県民なら、「あ~、あったね!懐かしい」となる「あゆみ」。
翌日の時間割や持ち物を書く計画帳(連絡帳)です。
表紙のデザインは愛媛県内でも学校によって違ったりするようですが、あゆみという名称はほぼ共通。
なぜあゆみなのか、気になるところです。
プールの授業には必須の「命札」
命札は、愛媛の中でも主に中予地域に限定して使われていることが多いよう。
板に名前などを書いてプールサイドに置いておき、授業が終わると自分の札を取るというシステムで、これがないと泳がせてもらえなかったんですよね。
学校によっては板が「かまぼこ板」と指定されていることもあり、そのためにわざわざスーパーでかまぼこを買ったりしていました。
子どもから大人になる「少年式」
2月4日「少年の日」に行われる学校行事。
昔の成人に当たる元服にちなみ、中学2年生(数え年の15歳)の頃に少年式を行うんです。
行事内容は学校によって異なりますが、決意表明や目標を発表するところが多いみたい。
愛媛県の伝統工芸品「砥部焼」で記念品をつくる学校もあるそうですよ。
テスト直しは大切!「訂正ノート」
定期テストが返却されたときに、解答用紙を貼って間違えたところを訂正するノート。
これも愛媛独自の文化らしいんです。
間違えたところを分からないままにするのではなく、ちゃんと解き直して理解する。
愛媛の真面目な県民性を表していますよね。
遅刻しそうな朝は「激チャ」
「あーしんど。今日起きるのギリギリやったけんさ~、そーとー激チャしてきたんよ!」
県内の学校でよく見られる会話ですが、この「激チャ」は他県では通じないそう。
意味は、文字通り「激しくチャリ(自転車)を漕ぐ」!ものすごく疾走感があるし青春ぽくて個人的に好きな言葉なのに……。
有名人が使えば流行りそうですよね。
まとめ
いかがでしたか?「あ~、なつかしい!」、「あったあった(笑)」と思った方が多いはず。
学生時代は、1ミリの疑いもなく「これが普通!」と思って過ごしているから、他にも愛媛でしか使われていない言葉がたくさんありそうですね。
県外の人も交えて話すと、また新たな発見があるかもしれませんよ~♪
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