愛媛県の特産として、近年注目されている「はだか麦」。
今回はそんなはだか麦をつかった新しいお菓子をご紹介します。
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なつかしいのに新しい「はだかむぎゅ」って?
出典:はだか麦を使った高機能おやつ『はだかむぎゅ』が誕生!|松前町のプレスリリース
「はだかむぎゅ」は、愛媛県で生産されている「はだか麦」を使った新しいおやつ。
はだか麦を生産する松前町、愛媛大学、地元のお菓子メーカー「あわしま堂」がタッグを組んで製造した商品です。
出典:はだか麦を使った高機能おやつ『はだかむぎゅ』が誕生!|松前町のプレスリリース
このフォルムに見覚えがあるという方もいらっしゃるのでは?
そうです。はだかむぎゅは、あわしま堂のロングセラー商品「ぴーなつ焼」にはだか麦を使用した商品。
ほんのりしたはだか麦の甘さとピーナツの香ばしさが懐かしくも新しい味わいなんですよ。
価格は2枚入り110円で、中四国・九州エリアのスーパーマーケットで販売されています。おやつや、ちょっと小腹が空いたときに丁度いいですね。
β-グルカン入り!健康に嬉しい高機能おやつ
実はこの「はだかむぎゅ」、ただ美味しいだけのおやつではないんです!
水溶性食物繊維「βグルカン」が多く含有されているので、血糖値の上昇を抑える効果や血液中のコレステロールを下げる効果が期待できるんですよ。
満腹感もえられることから、ダイエット中のおやつとしてもおすすめなんです。
はだか麦には食物繊維がたっぷりと含まれていて、その数なんと白米の10倍以上とも言われます。腸の動きが活発になるので、便秘気味の方にも嬉しいですね。
松前町に残るはだか麦の伝説
はだか麦の生産が盛んな松前町。
実は、愛媛県は33年連続裸麦の国内生産量1位を獲得しているんです。
松前町では約10分の1にもわたる範囲ではだか麦が栽培されています。
はだか麦が現在に至るまで生産され続けているのには、松前町のある言い伝えが関係しています。
江戸時代、松前町で農家をしている作兵衛がいました。
1732年、享保の大飢饉が起こります。農家である作兵衛のもとには食糧が底をつきても種麦がありました。
しかし作兵衛は種もみを残すことで人々の命を救いたいと考え、種麦に手を付けず亡くなってしまったのです。
翌年、残された種麦をまいて豊作となり、作兵衛の願いどおりに多くの村人が救われました。
松前町のはだか麦は、そんな思いが込められた地域の宝ものなんです。
まとめ
昔はどの地域でも栽培されていた麦ですが、農業従事者の減少とともに、その姿を見る機会は少なくなってきています。
そんな中、松前町には昔と同じように黄金色に輝く一面の麦畑が今でも残っているんです。
「はだかむぎゅ」を食べながら、そんな景色に思いをはせてみてはいかがでしょう。
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