日本の都道府県それぞれに定められている「県章」。
歴史や文化を表すモチーフがデザイン化された各県の象徴とも言えるものです。
今回は、そんな県章に関する興味深いランキングをご紹介します。
ライフ 愛媛県情報
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日本の都道府県それぞれに定められている「県章」。
歴史や文化を表すモチーフがデザイン化された各県の象徴とも言えるものです。
今回は、そんな県章に関する興味深いランキングをご紹介します。
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出典:県章がカッコいい都道府県ランキング – Jタウンネット
47都道府県の地域情報を発信するポータルサイト「Jタウンネット」が2019年に行ったのが、県章がカッコいい県1位を決めるアンケート。
「県章が一番カッコいいのはどこ?」という質問で、約4,000人以上を対象に調査が行われました。
アンケート結果によると、1位は埼玉県(386票)、2位は京都府(279票)という結果に。
愛媛県は229票を獲得し、見事3位にランクインしています!
愛媛が全国で3番目に「カッコいい」なんて、県民としては誇らしいようなこそばゆいような気持ちですよね。
現在の県章は3代目で、1989年(平成元年)に制定されたもの。
通常、県章は白黒のデザインであることが多いのですが、愛媛県章は赤、緑、青と配色が決められているカラフルなデザインです。
それぞれ、「赤=太陽と県花であるみかん」、「緑=石鎚山」、「青=瀬戸内の海」を表しているんですよ。
ネット上でも「カッコいい!」と話題の愛媛県章。
実は日本のデザイナー・福田繁雄さんによるデザインなんです。
福田繁雄さんといえば日本万国博覧会公式ポスターなども手掛けた有名デザイナー!
ビビットな黄色の背景に、砲口に向けられた砲弾が印象的な反戦ポスター「VICTORY」は、デザインに詳しくない方でも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
それはカッコいいデザインになるはずですよね。
愛媛に住んでいる方でも県章の存在を初めて知った、知らなかったという方もいらっしゃるのでは?
それもそのはず、愛媛県では県章の代わりとして県旗が使用されることが圧倒的に多いからなんです。
愛媛県旗は、1952年(昭和27年)に制定されたもので、ミカンの花をモチーフにした黄、緑、白の三色のデザイン。
県章よりも先に作られた県旗の方がなじみのあるデザインであるとして、愛媛県の公式サイトなどでもこちらが使用されているんだそう。
たしかに県旗の方がなじみはありますが、せっかく多くの人がカッコいいと思う県章なのに少し勿体ないような気もしてしまいますよね。
なかなかお目にかかることはない愛媛県章ですが、実はすごいデザインだったんですね。
「うちの県章、日本で3番目にかっこいいんよ~✨」と胸を張って言える愛媛の自慢が増えました。
余談ですが、松山市の市章って映画「トランスフォーマー」に出てくるオートボットのエンブレムに似てると思いませんか…?(私だけ?)
カッコいい市区町村章ランキングも見てみたいですよね。
参考:【お答えします】兵庫と愛媛が「県章」を使わない理由 – withnews
参考:県章がカッコいい都道府県ランキング – Jタウンネット
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