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最近注目されるようになった”昆虫食”ですが、内子町にある廃校となった小学校で養殖されたこおろぎを使った飴「うちこおろぎ」が販売されることになりました!
昆虫を使うことは環境にも、栄養面も良いことばかりなんです♪
虫が苦手な方も多いと思うのでなるべく虫の写真は入れていません!
こおろぎが入った飴「うちこおろぎ」
内子町で養殖されたこおろぎを粉末にして飴に練り込んだ「うちこおろぎ」が販売されます!
こおろぎを養殖しているのは「風の谷 うちこおろぎファーム」と言う、内子町喜多郡大瀬北にあり現在は廃校となった程内小学校を利用しています。
「うちこおろぎ」の事業を手がけているのは”株式会社ヒューネット”です。
地域の子ども達を育んだ校舎は地元の方達には思い入れのある場所なので、校舎の大規模改修を行わずに利点を生かしながら生産を進めています。
使われていない校舎の有効利用や、雇用創出などで地域の活性化に繋がるとして注目されているんです!
うちころおぎは内子町にある道の駅”内子フレッシュパークからり”でも購入できます。
【店舗情報】
住所:愛媛県喜多郡内子町内子2452
電話番号:0893-43-1122
定休日:1/1〜1/3(全館)
こおろぎがなぜ良いの?
昆虫食は今後の未来にも良い食糧と言われていますが、やっぱり抵抗がありますよね。
今回は「うちこおろぎ」に使われる”こおろぎ”の何が良いのか、生産面と栄養面でお伝えします。
生産面
生産面では孵化した幼虫を機械に入れると30日ほどで成虫に成長するので養殖のサイクルが早く行えます。
牛は基本的に2年前後飼育をしてからの出荷になるので、コオロギの出荷は格段に早いことが分かります。
そしてヒューネットが使っている機械は1台につき15kgのこおろぎの養殖ができます。
こおろぎ1匹は約0.6gと1g未満です。1gで計算しても1.500匹と凄い量のこおろぎの養殖が可能なんです。
虫が苦手な方。想像しないで下さいね…
飼育の時に大切な温度や湿度の調節、餌や水やりなど機械で自動化しているので人件費がかからず、飼育の場所も小学校に入る程度の規模しか使いません。
飼育に関しても少量の餌のみで養殖ができます。
牛や魚などの養殖では広大な敷地が必要ですし餌代もかかるので、コストの面でも昆虫は良いんです。
他にも牛などは骨は食べることができないし内臓の処理なども必要ですが、こおろぎだと廃棄する部位がほとんどないので環境への負荷も少ないんです。
栄養面
コオロギは高タンパク食品として有名です。いろんな食材と比べてみても
【タンパク質(100g辺り)】
コロオギ粉末→62g
牛肉→14.4g
サバ→20.6
ご覧の通り、一目瞭然でこおろぎのタンパク質量が多いことが分かります。
そして体内で合成されにくいため食事で補う必要のある必須アミノ酸と言われている
・ヒスチジン
・イソロイシン
・ロイシン
・リジン
・メチオニン
・フェニルアラニン
・スレオニン
・パリン
・トリプトファン
この9種類全てがこおろぎを食べることで接種できるんです。
他にもDHAやEPAという青魚やえごまに含まれ必須脂肪酸と言われている
・オメガ3
・オメガ6
も接種できます。
ビタミンB12・カルシウム・鉄、そしてアンチエイジや糖尿病予防に繋がる抗酸化作用や抗炎症作用の効果がある成分を保有している可能性があるとも言われています。
スーパーフードとしてもオススメです!
ただしキチンという成分がアレルギーの原因物質になるので、カニやエビなどの甲殻類のアレルギーを持っている方は注意して下さい。
ヒューネットの取り組み
こおろぎの養殖場の管理や運営は、愛媛県松山市にある「株式会社ヒューネット」のSDGs事業が行なっています。
持続可能な食糧生産をテーマにして2020年12月に新規事業として昆虫食に着手しました。
今回のこおろぎの養殖の事業を始めるにあたって、フィンランドのEbtoCube社と業務提携を行っています。
こおろぎの養殖や商品化だけではなく、養殖に関する機械やこおろぎ養殖の導入支援などもあわせて行っていくそうです。
他にもSDGs事業ではリサイクル素材や廃棄しても土に還ることができるオーガニックコットンなどの天然素材といった、サスティナブル素材での商品開発に取り組んでいます。
サスティナブル素材で作った商品を販売するオンラインショップ「Tree」では
Stasherという
【耐熱温度は250℃】【耐冷温度は-18℃】
食品の調理から冷凍保存、ポーチなどでも使える商品を販売しています。
大きさもSSからLまで幅広いので使いたい用途に合わせて購入して下さい♪
透明なので片付けなどにも使うことができますし、食品を入れても中身が見えるので便利です!
他にもアレルギーフリーのチタンを使った、何度でも使えるストローも販売しています。
Treeでもうちこおろぎの購入ができますよ。
https://www.tree-sustainable.com
まとめ
昆虫食はやはり抵抗があります。
ですが生産面でも栄養面でも良いことばかりの昆虫食は、今後注目されると思いました。
私もこれだけ良い食糧だと分かったので、まずは粉末でころおぎの姿のないうちこおろぎから挑戦してみたいなと思いました♪
【参照】
https://www.hunet-corp.co.jp/sdgs
http://www.jakks.jp/feed/prtprocess/beefcattle.html
https://nikou-in-taiwan.com/blog-entry-cricket-protein.html