皆さんは愛媛県が開発した『チョコぶり』を知っていますか?
チョコでコーティングしたブリ?どういうこと?と思ってしまいそうなネーミングですよね💦
実は今、その「チョコぶり」をくら寿司で食べることができるんです。
いったいどんな味なのか調べてみました!
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皆さんは愛媛県が開発した『チョコぶり』を知っていますか?
チョコでコーティングしたブリ?どういうこと?と思ってしまいそうなネーミングですよね💦
実は今、その「チョコぶり」をくら寿司で食べることができるんです。
いったいどんな味なのか調べてみました!
※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。
2月といえば、バレンタインデー🍫💕
毎年さまざまな企業がバレンタイン限定商品やバレンタインフェアを打ち出していますよね。
くら寿司でも例年バレンタイン限定メニューが販売されますが、2019年の限定メニューの中に「宇和島産 チョコぶり」という商品が!
「チョコぶり」と言っても、ブリをチョコレートでコーティングしたわけではありません。チョコを食べて育ったブリなんです!😊
チョコぶりを食べることができるお寿司屋さんは、くら寿司が世界初!
2019年2月1日〜2月14日の期間限定で、一貫100円で提供されますよ。
チョコぶりは、愛媛県宇和島市にある県農林水産研究所水産研究センターと水産商社の宇和島プロジェクトが共同開発した養殖のブリ。
出荷の20日前からチョコレートの配合が10%の餌を与えて育てられます。
チョコレートの味がするのか気になる方も多いでしょうが、味自体は、普通のぶりと同じなんだとか。
カカオ豆のポリフェノールの抗酸化作用の効果により、ブリの劣化を抑えられるのが大きなポイントなんです!
通常、ブリは2日ほどで筋肉中の色素「ミオグロビン」が酸化し血合い部分の色鮮やかさが失われますが、チョコぶりはカカオの効果で酸化を抑えることで美しい色を5日も保つことができます。
今まで海外にブリを輸送する際は空輸しか使えませんでしたが、コストのかからない船便でも鮮度が保たれるので、海外でも気軽にぶりを食べることができるようになるんですよ。
チョコレートと同じように劣化を防ぐため、柑橘ジュース等の絞りかすを餌に混ぜてぶりに食べさせた「ミカンぶり」もあります。
筆者は以前にミカンぶりを食べたことがあるのですが、ほのかに柑橘系の香りがブリの生臭さを消していて食べやすかったです。
しかし、ミカンの餌を好まないブリが多く、生育状況がよくないことからチョコぶりが開発されたんだとか。
チョコぶりも餌のコストが掛かりすぎることから、安価にポリフェノールを摂取させられるカカオバターの使用が検討されているんだそうです。
他にも、各県でフルーツやハーブを餌に混ぜた魚を養殖する取り組みが行われているんです。
徳島県の「スダチぶり」、大分県の「カボスぶり」「カボスひらめ」、和歌山の「レモンかんぱち」、香川県の「オリーブぶり」「オリーブはまち」、長崎県の「ハーブさば」などがあります。
初めて聞いた時は「ブリにチョコなんて合うの!?」とビックリしましたが、新鮮なブリの美味しさを保つための工夫だったんですね。
ぶり養殖を始め、水産業にも力を入れている愛媛県。次はどんな新しい魚🐟が生まれるのか楽しみです!
この記事をみて気になった方、チョコは苦手だけどバレンタインを楽しみたい方は、ぜひくら寿司で「チョコぶり」を味わってみてはいかがでしょうか。
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