「ジャカランダ」というお花をご存知でしょうか?
和名では、「紫桜」(紫色の桜)とも呼ばれる世界3大花木の中のひとつだそうです。
日本では非常に珍しい「ジャカランダ」ですが、愛媛でも見ることができるんだそうですよ!
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「ジャカランダ」というお花をご存知でしょうか?
和名では、「紫桜」(紫色の桜)とも呼ばれる世界3大花木の中のひとつだそうです。
日本では非常に珍しい「ジャカランダ」ですが、愛媛でも見ることができるんだそうですよ!
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ジャカランダは、別名シエンボクとも呼ばれています。
もともと熱帯アメリカ原産で、ブラジルの国花でもありノウゼンカズラ科の高木です。
ノウゼンカズラはご存知の方が多いのではないでしょうか。
愛媛でも、家の庭先に咲いているのをよく見かけるオレンジ色の鮮やかなお花です。
ジャカランダは、そのノウゼンカズラの仲間なんですよ。
ジャカランダの花は鮮やかな紫色。紫桜と呼ばれる由来は、紫色の花が桜のように樹いっぱいに密集して咲くことからです。
南米では、ジャカランダが街路樹などに植えられて、日本の桜のように親しまれているのだとか。
日本でみることが少ないのは、日本には四季があり気候の変化が激しいので、ジャカランダの生育は非常に難しいからなんです。
そのため、ジャカランダが日本で花をつけることは非常に稀なことなんですよ。
そんな希少なジャカランダの開花ですが、愛媛でも見られる場所があるんです。
愛媛県松山市御幸1丁目にある写経道場「天龍山・空無我堂(くうむがどう)」では、1998年に取り寄せて大切に育てたジャカランダの苗木が2003年に開花。
7本もある木は年々順調に育って高さ8~9mまで成長したとか。
毎年6月ごろがジャカランダの見ごろで、国内で見られるのは全国的にも珍しいため、毎年県内外から多くの人が花を見に来るのだそうです。
伊予郡松前町の「重松農園」には、愛媛で一番大きなジャカランダと言われた樹がありました。
しかし、3年前に道路建設予定地にかかり、伐採を余儀なくされたんだそう。
そのことを知った同町西古泉の「エンゼル幼稚園」はジャカランダの譲受を申し出て、移植したんです!
移植作業について、成功率は5%と言われたそうですが、現在順調に生育しているそうです。
エンゼル幼稚園には、移植したものを含めて10本ものジャカランダがあるんだとか。
何年後かに10本のジャカランダが花を咲かせたら、きっとすばらしく美しいでしょうね。楽しみです♡
日本での生育は難しいとされているジャカランダですが、愛媛で見られるのは驚きですよね。
ただ、愛媛県は他の地域に比べて、気候の高低差が緩やかなので、ジャカランダの生育に大きな障害がないのかもしれません。
愛媛での見頃6月上旬ですので、今はほとんど花が散ってしまっている状態ですが、また来年みられるのが楽しみです。
御幸町のジャカランダも、松前町のジャカランダも、毎年元気に紫の花を咲かせてくれるといいですね♡
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