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坂の上の雲ミュージアムは愛媛県(旧伊予国)を舞台にした司馬遼太郎の小説、坂の上の雲に関する展示や歴史的背景の解説がされてる博物館です。街全体を屋根のない博物館とするフィールドミュージアム構想のもと、回遊性の高い、物語のある街を目指して2007年に建てられました。今回はこの坂の上の雲ミュージアムをご紹介します。
坂の上の雲とは
坂の上の雲では明治維新を成功させて近代国家として歩み出し、日露戦争勝利に至るまでの勃興期の明治日本を描き、特に秋山好古、真之兄弟、そして正岡子規にスポットを当てて物語が進行していきます。2009年から2011年にかけて3回にわたってNHKでドラマ化され話題になりました。
坂の上の雲ミュージアムのみどころ
坂の上の雲ミュージアムでは坂の上の雲とその時代背景を解説する常設展のほかに毎年新しいテーマのもと小説の世界を展示してきた同館の企画展が見どころです。
開館以来、展示テーマは「近代国家制度の形成」「日露戦争と明治のジャーナリズム」「人びとの人生」の三点に絞って企画されて来ました。常設展示、企画展ともに事前知識からわかりやすく解説されているので坂の上の雲を読んたことがなくても楽しめる内容となっています。
入場料は
一般 400円
高齢者 200円
高校生 200円
中学生以下無料
となっています。詳しくは以下の公式サイトでご確認ください↓↓↓
https://www.sakanouenokumomuseum.jp/sp/guide/tourist/
坂の上の雲ミュージアム周辺の街歩きガイド
坂の上の雲ミュージアム内には街歩きガイドの待機場があり、私が訪れた時は飛び込みでしたが快くガイドしてくださいました。しかもなんと無料です!!
調べたり資料を読むより、長く松山に住まれている方のお話を聞くのが一番わかりやすいし興味深いものです。
ガイドの方はとても明るく、松山の歴史や正岡子規ゆかりの地などを案内してくれました。時間のある方はガイドさんとの街歩きもいかがですか?
ライブラリー・ラウンジとミュージアムカフェ
2階フロアには無料で誰でも利用できる「ライブラリー・ラウンジ」があります。
ライブラリーには小説『坂の上の雲』はもちろん、明治時代に関する書籍や資料を読むこともできます。
ライブラリー・ラウンジにはミュージアムカフェが併設されており、ミュージアムの横に佇む国指定重要文化財の純フランス風洋館「萬翠荘(ばんすいそう)」を眺めながらゆっくりとくつろぐことができます。
ミュージアムカフェでは食器類も愛媛県産にこだわっており、砥部焼(とべやき)の器や伊予かすりのコースターで飲み物が提供されています。
そして、愛媛県産の栗を使った和三盆ロールケーキと黒蜜、ドリンクをセットにした「オリジナルロールケーキセット」(税込700円、土・日・祝日限定)がおすすめです。
ロールケーキのクリームの中には、そぼろ状にしたペーストと、刻んだ甘露煮の2種類の栗が使われて栗の甘みがしっかり感じられる絶品です。
まとめ
今回は坂の上の雲ミュージアムをご紹介しました。松山を訪れた際は明治維新という激動の時代に松山という同じ土地に三人もの天才がいたという奇跡、そこに生まれるドラマを味わってみてはいかがでしょうか?
坂の上の雲ミュージアム
〒790-0001 愛媛県松山市一番町三丁目20番地 TEL:089-915-2600 FAX:089-915-3600