松山市の総合コミュニティーセンターに、異国情緒漂う黄色い電話ボックスが出現!
しかも、ただの電話ボックスではないようなんです。
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松山市の総合コミュニティーセンターに、異国情緒漂う黄色い電話ボックスが出現!
しかも、ただの電話ボックスではないようなんです。
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この電話ボックスは、ドイツのフライブルク市から寄贈されたもの。
令和2年の1月まで総合コミュニティーセンターの正面広場で電話ボックスとして使われていました。
この電話ボックスが令和2年11月26日から総合コミュニティーセンター内にある松山市立中央図書館の「除籍本リサイクルブース」として生まれ変わったんです♪
除籍本とは、図書館で使っていたけど古くなったなどという理由で所有権を放棄した本や雑誌のこと。
新しく設置された除籍本リサイクルブースは、松山市立中央図書館の休館日をのぞき、9時半〜20時の間まで利用可能。
誰でも利用でき、1人5冊まで好きな本を持って帰っていいんです。長年図書館で使われていた本なので、本屋さんでは買えないレアなものが見つかるかもしれませんね。
不要な本を置く、図書館で借りた本を返却する等の目的では利用できませんので、ご注意ください。
そもそもこの電話ボックスが寄贈されたのは、松山市とフライブルク市が姉妹都市だからなんです。
松山市とフライブルク市は昭和36年から友好関係を築き、平成元年から姉妹都市に。
フライブルク市には、”松山市トラム”と名付けられた電車もあるんですよ。車内には道後温泉の写真も飾られ、市民の生活に松山の文化が溶け込んでいるそう。
松山総合公園の展望台は、フライブルク市との友好関係からヨーロッパの城をイメージして作られたもの。そう考えるといつもの風景が少し変わって見えてきそうですね。
除籍本リサイクルブースとして生まれ変わった電話ボックス。
イギリスでは、使われなくなった電話ボックスが図書館や世界最小のナイトクラブとして再活用されている例もあるんですよ。
イギリスの「赤い電話ボックス」は、「ブラックキャブ(タクシー)」や「二階建てバス」と並ぶ国のシンボル。
役目を終えた後も、新たな場所で大切に使われ続けているんです。
黄色い電話ボックスは松山市とフライブルク市の友好の証。
世代を超えて長く大切にしていきたいですね。
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