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妖怪に何かヨーカイ!? 道の駅大歩危 妖怪屋敷で涼しい夏を過ごしませんか

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※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

皆さんは、子泣きじじいと砂かけばばあ、どちらが好きですか?ちなみに私は、子泣きじじい派です。あの温和な笑顔を見ているだけで、なんともいやされますよね。

夏といえば怪談!子泣きじじいの故郷といわれている徳島県の三好市山城町にある「道の駅大歩危」に、妖怪たちの集まる妖怪屋敷があるという情報をキャッチしたので、妖怪たちに会いに行ってみました♪

道の駅 大歩危

【施設情報】
………………………
★道の駅大歩危・妖怪屋敷と石の博物館★
住所:〒779-5452 徳島県三好市山城町上名 1553-1

TEL:0897-40-4100
アクセス:井川池田ICから車で約40分
無料駐車場:あり

開館時間:午前9時~午後5時まで
休館日:12月、1月、2月の火曜日(祝日の場合翌日)
常設展示利用料金:大人600円/小・中学生300円/幼児無料

………………………

妖怪屋敷は「道の駅大歩危」の中にあり、石の博物館、カフェ、土産物店などが併設されていて、建物の外のバルコニーからは、流れの激しい吉野川によってつくりだされた美しい絶景、大歩危渓谷を眺めることができます。

大歩危峡は、日本列島の成り立ちがわかる地質学を学べる場所として、国の天然記念物にも指定されているほどです。

愛媛県からお越しの際は、高速道路を松山ICから車で1時間15分ほど行き、井川・池田ICを下りてから約40分ほどで到着します。

道の駅大歩危は国道32号沿いにあるため、日中でしたら運転初心者の方でも、あまり心配はないと思いますが、夜間の運転に慣れていない方は日没までにお帰りになることをオススメします!

妖怪屋敷に潜入

 

 

さあ、いよいよ妖怪屋敷に潜入です!

「のぞくな」と言われると、逆にのぞきたくなってしまうのが人間の心理というものですが、勇気がある方は障子の隙間から、そっと中をのぞいてみてください。

他にも、たくさんの妖怪たちがエピソードと共に展示されていますし、途中にはちょっとした仕掛けがあったり「妖怪紙芝居」なども見られますので、年齢を問わずに楽しめることでしょう。

 

 

山城町に妖怪伝説がたくさんある理由

 

 

こなきじじい発祥の地、山城町には、約70種類もの妖怪たちが生息しているといわれています。

その理由として、山城町の土地は、平地がほとんどないような渓谷が多くを占めているのに加え、さらに川の流れが速く、地滑りが多くて危険な場所であることが挙げられます。

険しい山で暮らし、大自然の猛威や危険から身を守り、この地で生きてゆくためには、それなりの知恵や注意力が必要とされてきたのです。

特に、好奇心旺盛の子どもにとって、格好の遊び場であった渓谷や川などは、一歩足を踏み外せば滑落し、時には命を落とすこともありうる危険な場所でもありました。

そこで、大人が子どもたちの安全を守るため「渓流の淵には青坊主がいて引きずり込まれる」とか「暗くなる前に家に帰らないと、山姥などの恐ろしい妖怪に出会ったり、タヌキに化かされたりする」という妖怪にまつわる話を繰り返し聞かせ、厳しい環境下で生きていく知恵を身に付けさせたのでしょう。

★こなきじじい

 

 

ゲゲゲの鬼太郎でおなじみの「こなきじじい」は、山奥にひそんでおり、赤ちゃんのような声を出して泣く妖怪です。

見つけた人がかわいそうに思って抱き上げたり背負ったりすると、しがみついて離れず、さらに石のように重くなり、その場所から動けなくなってしまうため、妖怪伝説としては恐れられていますが、アニメでは、鬼太郎の味方として活躍する頼もしい存在でもあります。

ちなみに「こなきじじい」の推定年齢は、ゲゲゲの鬼太郎によると「3100歳」だそうです。なるほど、どうりで物知りなわけですね!

★青木 藤太郞(タヌキ)

 

 

上の写真の新郎のタヌキさん、見た目はそのままタヌキのような気がしますが・・・。タヌキの妖怪「青木 藤太郞」さんです。

とても頭が良く、人の相談に乗ったり、経営へのアドバイスや占いなどもできたとか!?

また、田舎の狭い世界で人間同士がもめたりしないように、時には人の犯した罪を被ることもあった藤太郞さんは、人々から崇敬の念を集めていたようです。

山城の土地には、妖怪の他にタヌキの話もたくさん伝わっているのが特徴で、狐ならぬ「タヌキの嫁入り行列」を見た人も何人かいるとのことでした。

恐ろしい存在の妖怪だけではなく、利口で人間と仲良しだったタヌキの妖怪がいたとは、藤太郞さんは、地元の人たちにとって、さぞかし心強い存在だったのではないでしょうか。

まとめ

 

妖怪博物館のある山城町の「大歩危小歩危」という地名の由来は、大股で歩いても小股で歩いても、とにかく危険な場所だというところからきたようです。

約8kmにわたり吉野川沿いに広がる渓谷は、上から見下ろしても、下から見上げても、どちらも感動的なのですが、急斜面に囲まれて危険な場所でもあります。

険しい土地で生活していくうえで、さまざまな妖怪伝説が生まれ、受け継がれてきた理由が何となく分かりました。

妖怪屋敷のすぐ近くには「大歩危観光遊覧船」などもあり、船上から渓谷を眺めることもできますので、ぜひ一度、行ってみてくださいね♪

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この記事を書いた人: ki.ki
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